2016年09月14日

(5歳児)自由な表現を振りっぽくしてみる

日中、子どもたちと遊んだり、考えたりして過ごす。
保育後、保育者が集まって、その日を振り返り、
明日を想像する。

その往還の中、「清心ピック」という、運動会風な、
でもぜんぜん違う行事もやってくる。

そんな清心ピックまであと実質2週間もない!
でも、5歳児の演目は決まってない!

演目ありきでないことは分かっていても、
焦りがないわけじゃない!

でもプロセスを大事にしたい!って思うから、
子どもに振りを与えるんじゃなく、
身体を自由に使って自由な表現で遊んできた。
(この時間が意味をもつと思ってる)

そしたら今日、ググッと何かが動き出す、
そんな瞬間が連続的に起きた。

DSC_0462.JPG

自由な振りが、ちょっとずつ何かになっていく。

それを、子どもたちとふじちゃんが、
こうかな、あーかな、こうじゃないなとか言いながら
かためていってる。

その様子をほかの子たちも気にしながら、
一緒に見てる。

だいたいこんなかなーってなったら、
音楽をさがしてあててみる。

そして、こんなのどう?とかいくつかの曲を
流してみて選んでもらう。

そんな自由な振りから生まれてきた表現は、
音楽のイメージやテンポに縛られない。
合わさって演じても、かなりのびのびしてる。

ふじちゃんいわく、
「コンテンポラリーって感じのつくりですね」

ふじちゃんと私たち(子ども+保育者)の関係も
いい感じなんだろうなって思う。

(オトナは)焦っているけど、それを子どもに押し付けず、
いい時間を使いながら、その表現が振りになっていく・・・

「ねー、私たちのみてて!」「じゃあ、そのあと私たちね」
こどもたち同士が、見せ合ったりする姿が起きだした。

(保育者が)練習させて覚えさせる(仕込む)のではなく、
結果、自分たちで練習したくなるのは全く異なる。

こういう保育っていいなって手前みそに思う。