2014年03月の記事

2014年03月31日

【研修報告】「乳幼児教育国際シンポジウム」

一昨日(3/29)、乳幼児教育担当副大臣(カナダ)と、
教育評価局課長(ニュージーランド)、OECD教育局上級アナリストを
招いたシンポジウムが東京大学で開かれました。

そこでは、カナダやニュージーランドが、これまで、「保育の質」を
どのように向上させようとしてきたのか、語られました。

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印象的だったことは、両国の政策や機関も、保育現場と協力して、
子どもの学びを支える環境作りに 真剣に取り組んでいることです。

また、目に見えずらい学力、「(子どもの)エモーショナルな育ち」の質を
高めようとしている点が、OECD各国からも評価されています。

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読み書きのように判断(評価)しやすい学力も必要ですが、
それだけに偏らないことが 大切になってきているのですね。

私たちも、2015年度からの新制度(子ども・子育て)を控え、
新たな局面を迎えており、保育の動向を知ることができました。

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乳幼児教育国際シンポジウム
「保育実践政策学の創生」
日時:2014年3月29日
場所:東京大学小柴ホール
主催:
■東京大学乳幼児研究会
■(公財)全日本私立幼稚園幼児教育研究機構

2014年03月28日

保育者たちの発表会(ピアノ・二胡・ギター)。

園では、日頃、ユリア・レブさんのピアノレッスンがあって、
個別に指導をいただいています。

せっかくなので、その成果(?)を、本日、発表しました。
(保育に来ていた子にも、お客さんで参加してもらいました!)

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内々の発表会ですが、緊張に手に汗を握りながら、
震えながら、それぞれに演奏したのでした。。。

そして、またぜひ次回も!・・・と笑顔で終えました。


2014年03月26日

あんずの花の誘い。

あんずの花の香りが漂うようになってから、ここに子どもたちが
やってきて、遊ぶ機会が増えているように感じます。
(気のせいかな? よく登ったり、ぶら下がったりしているね!)

そして、今日は、タイヤをくくりつけてこんな風に・・・

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あんずの枝の強度は、あまり期待できないから
もしかしたら、ケガの心配もありますね。

でも、マットとか敷いているから、
その辺、想像しているのかな・・・

そうしたケアの視点もいれつつ、
大胆に遊びたいものですね。


2014年03月25日

【園庭】今年も咲きはじめましたよ~

この冬は、どこも少し寒い日が続きましたね。

でも、ここ数日、ぐ~んと暖かくなってきたので、
アンズのつぼみが ほころびだしました♪

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アンズの花の香りも ただよいはじめています。

もう少しすると、その香りに誘われて、鳥たちが集まってきますよ。

さて、今年は、どんな鳥が遊びに来るのかなァ・・・

2014年03月24日

【ゆめみらい園より】春休み期間中の保育について

春休み期間中は、通常よりも少し混み合っていますが、
まだ一時保育をお受けすることができます。

信頼ある保育士資格、または幼稚園教諭免許状所有者が、
お子さまをお預かりします。

活動に応じて、幼稚園の園庭でも遊ぶことができますので、
お預け先にお困りなどありましたら、どうぞご利用ください。

県や市の補助制度などもお受けできます。
こちらもご活用ください(第3子は月決めで最大27,000円!)。

詳しくはお問い合わせください(027-231-2415)。
ゆめみらい園ホームページ

なお、3月31日(月)は年度末整理のため休園です。
予め、ご了承くださいますようお願いいたします。


2014年03月22日

「子ども子育て支援新制度」ついて(1)-清心幼稚園は?-

最近、「子ども子育て新制度」について聞く機会が増えています。
(初めて聞いたな、という方は下記のページをご覧ください。)

簡単なリーフレットはコチラ。
「教えて!子ども子育て新制度(PDF)内閣府

さらに、詳しくは知りたい方はコチラ。
内閣府「子ども子育て新制度」ホームページ

これは、2015(平成27)年度から始まる新たな保育制度です。
社会も生活も大きく変わっていることを考えると、今回の制度は、
そうしたことを踏まえた大きな変化になるかもしれません。

最近は、海外の保育事情や情報もたくさん入ってきますが、
日本の保育の良さも含めた検証がより大切になりますね!

清心幼稚園でもこのことに合わせて、いろいろな検討が
始まっています。今後、ブログ上でも、随時お知らせして
いきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

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■清心幼稚園の昼食について■

新制度では、給食を提供することが明記されるようです。

一方、清心では、お弁当保育の良さをお伝えしてきたところ、
気がつけば、それが伝統のようにもなっていました。

しかし、園では、食育もより大事な保育の視点であると考え、
数年前より、給食の導入を考えてきました。

現在は、来年度から段階的に始められるよう
試食などをしながら、準備を進めているところです。

ただ、お弁当の良さは、今後も生かしたいので、
子どもにとって、どちらも楽しくおいしい時間になるよう、
さらに検討していきたいと思っています。

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「より質の高い保育とケアのある保育施設へ!」
 -清心幼稚園-

2014年03月21日

【年間の研修報告】こんなことを学んできました。

本日は、園外研修について振り返ります。

清心幼稚園では、多くの保育者が、この1年の間、
いろいろな研究会に参加し、保育や子どものことを
考えて(悩んで、葛藤して・・・)きました。

内容は、最新の保育事情、保育実践を通した研究、
学会で事例発表したことなど様々です。

先日、その一部について、「こんなことを感じたよ」って、
それぞれの保育者がまとめてみました。

「ういー・しんく」~研修報告 夏・冬~(PDF)

ご家庭に配布したものを 上記にてご覧いただけます。
よかったら、ぜひ、目をお通しください。

これを読むと、実践者が学ぶ大変さを感じます。
でも、子どものことを知れば知るほど、子どもが、
さらにおもしろく(驚きで)見えてくるのです!

だから、実践と学びを同時に大切にして、
来年度も臨んでいけたらと、思っています。

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昨日、今年度の保育が無事に修了しました。
この場をお借りしてお礼申し上げます。
1年間、どうもありがとうございました。

なお、ゆめみらい園は3月30日まで保育しています。
春休み期間中はこちらをご利用ください。

清心幼稚園

2014年03月20日

3学期の保育は今日までです。

4月になったら、年長児になる年中さんたち。
保育室も1階から2階に変わるので、ちょっと見に行ってみました。

すると・・・
「テラスがちがうー!」(これからはベランダ仕様になります)
「ほんがちがうー!」 「ピアノがちがうー!」 「トイレがちがうー!」

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だんだん「まちがいさがしゲーム」のようになっていって・・・

「それ、ちがくないし!!」とか、「めっちゃちがうとこ さがしてやる!!」とか、
(見ていると笑ってしまうのですが)ちょっとエスカレート気味に・・・

でも、こうした「やりとり」って(違いが合っているとか、そういうことじゃなくて)、
「(やりとりしあえる)仲間関係が育っている」ということなんでしょうね。

彼らを見ていて、この1年の育ちを、また実感したのでした。
4月が待ち遠しいです!

2014年03月19日

【年中】「にんぎょうげきやるからきて~」

そんなふれこみが、あったのでいってみると・・・

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こんな感じになっていました!かわいい!!

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でも、この姿の前には、昨日と今日にかけて、
何人かが入ったり、出たり、また、子ども同士の
試行錯誤やぶつかり合いもありました。

そうしたプロセスも含めて、子どもたちの遊び(育ち)に
なっていくのだなぁと思います。

2014年03月18日

【ようちえん開放日2014】第1回目は4月25日(金)です。

2014年度の「ようちえん開放日」のご案内です。
第1回目が4月25日(金)です。

1歳児以上であれば、どなたでも参加できます。
どうぞお出かけください!

【2014年度ようちえん開放日(5月は毎週金曜日)】
■日時:1回目:4月25日(金)9:30~11:30
■場所:清心幼稚園
■対象:満1歳以上の親子
*園内で遊べます。見学もできます(予約不要)。
*駐車場には限りがあります。
*上履きは必要ありません。

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こちらは、今年度、プレクラスに通っていた2歳児の姿です。
園庭の砂と水を混ぜて、おだんごにしていました。

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そのかわいい手におさまらないくらいの、おだんごに
なってきているのがわかりますね!

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慣れてくると、このように、自分の好きなことを見つけて、
じっくりと対象と関わりながら遊びます(遊びこみます)。

ちなみに幼児は、遊びこむ中で、小学校以降に必要な
「主体的に活動する力」が育つと、言われています!

そのための環境には、時間やモノ、空間、人を十分に
用意することが大切だそうです。 「ようちえん開放日」を
「お子さまの遊び場」にすると、きっといいと思います。

2014年03月17日

【年少】せんろ、ない!

先週、年長さんや年中さんと遊んだ電車ごっこ。
今日も続きで遊ぼうとした年少児の数人が・・・

幼稚園の中をぐるっと回って、
「せんろ、な~い!」

そうなのです。
年長児が 卒業式を前に 線路を外して いきました。

何人もの保育者に、「せんろ、どこ? しってる?」と
聞いて回る 年少児たち。そして・・・

保育者:「せんろ、つくっちゃえばいいんじゃない?」
年少A&B:「・・・・。」
保育者:「ざいりょうとかさがして、ね」
年少A:「そっか、つくろっか?」
年少B:「つくろ、つくろ!」

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そして、線路や駅をつくり始めて、遊んでいたのですが・・・。
しばらくすると、そこに子どもの姿は ありませんでした。
(この時期、あちこち遊びが移っていくのも よくあります)

でも、フラフープを電車に見立てて、走る様子に、
年長児たちが遺した 遊びの文化が 垣間見えました。


2014年03月16日

【研修報告】「ワークショップと学びとその後」

昨日、表題の研究報告会が、青山学院大学でありました。
(主催:アンラーニングワークショップ研究会)

2012年発刊の「ワークショップと学び(全3巻)」(東京大学出版会)
執筆された先生方を中心に、講演や実践報告が行われました。

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その中で、佐伯胖先生が、学校でも、社会でも、
「なんでも『こうすれば、こうなる』をやめて、
『子どもの中に驚く』ことが大切」と、話されていました。

幼児教育はもちろん、学校や、社会がそういう視点で
子どもや児童を見るようになったら、きっと、
私たちの学び方や、考え方、教え方も変わるでしょう。

ちなみに、最近の佐伯先生は、学生たちに、
“教えないことを 教えている” そうです。

なるほど~。

2014年03月15日

119回目の卒業生をおくることができました。

本日、幼稚園生活を修了し、年長さんたちが 旅立ちました。

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いろいろなこと、ぜんぶ経験になっているよ。

みんなには、たくさん驚かされました!

だから、毎日の生活が楽しくなったし、

あなたたち同士で、育ち合っていたと思います。

私たちにも、たくさんの学びがありました。

どうも、ありがとう! また遊びに来てね。


2014年03月14日

【年少⇒年長】「おーい!」

(年少さんの帰り際、2階の年長さんを 大声で呼んでいたよ)

「あそんでくれて ありがとうー!」

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年長さん、その声に気付いて、ベランダへ!

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「こちらこそー!」「げんきでねー!」「ばいばーい」
お互いの声が 飛び交います。

明日は卒業式。年少さんと年長さんが 会えるのは 今日までです。
胸がキュッと 熱くなりました。


2014年03月13日

子どもたちに、ざくろさん流のメッセージ♪

この1年間、子どもたちと過ごしてきた、山賀ざくろさん(ダンサー)。
「アーツ前橋プレイベント」の出演に 子どもたちを 誘ってくれたり、
園で一緒に 遊んできたりしました(今日は流し風!?)。

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そんなざくろさん。年長さんと過ごすのも あとわずか・・・
そして、卒園生に贈る歌 「春風にのって」を 作ったそうです。

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どんなふうに 聞こえた(届いた)のかな。


2014年03月12日

保育後の光景・・・

この痕跡に思わず、微笑む。

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冷めやらぬ空気感。きっと明日も続くだろう。
まだ、ほかほか 湯気が立っている。


2014年03月11日

「みそしる」と「電車ごっこ」で、おかえし。

朝から準備が進み・・・

(みそしるづくり)
畑から 大根をとってきて 下ごしらえ。
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鍋ごとに ダシが違います。
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(電車ごっこ)
途中から 単線が複線に。
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表記も楽しい!(杭の深さも違うらしい!!)
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そして・・・たくさんの 電車が走った!
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みそしるも 振る舞われた!
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「自分たちの過ごす時間を、自分たちがつくる」

今年の 5歳児ならではの、アイディアと愛情に あふれた1日が、
こうして また一つ生まれました!

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私たち保育者が、イイと思って計画し、子どもたちに
やらせることは簡単だ。しかし、それでは、保育者の「指示に従う子ども」、
「考えない子ども」を育ててしまう。

子どもにとって、はるかに難しく、意味があることは、
自分たちの生活を 自らつくっていくことだ。

その主体性が、将来の育ちに続く力になる。

だから、時間、 空間、モノ、ヒトが、十分に保障され、
子ども同士の関わり合いが たくさんある 保育環境で
過ごすことを ぜひ、おすすめしたい。

݊

2014年03月10日

【年長】「びっくりパーティー」のおかえしに。

先週の金曜日、いくつかのアイディアがでました。
そのうちの一つがコレ。「みそしるのプレゼント」。

振り返ってみますと、彼らはそういう体験をしてきました。
「みそしる」の材料さがしへ。(2013/12/3付)
「みそしる」をつくる。たべる(2013/12/6付)

自分たちが前に楽しんだ「みそしる」を、振る舞う・・・
「みそしるをつくる」という行為が、きっと、
子どもたちの経験になっていたのでしょうね。

ちょっと、できすぎな話にも聞こえますが、
「〇〇をしてあげたい!」という気持ちに
保育者も乗っかって、準備することになりました。

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そして、もうひとつ。「電車ごっこをしたい!」と・・・
突然、「てつどうはくぶつかん」づくりが始まりました。

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それから、「電車に乗せてあげたい!」と、駅ができ、
電車が走るための線路づくり・・・と。

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こちらも 明日、出来上がったら、始まるようです。
お返しをするのも、いろいろな方法がありますね。

子どもたちの表現が多様に出せる場が保障され、
お返しをするための作業ではなく、自分たち自身もそこで
楽しんだり、遊んだり、本番を想像したりする・・・

そういう子どもの姿は、それまで無関心だった子に飛び火して、
あっという間に、遊びのかかわりも広がっていきました。

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実は・・・
こんな時期から続く遊びの題材です(2012/5/30付)
題材は同じですが、この時とは、遊びの目的も姿も違います。

私たちは、こうした子どもの姿を文字や写真等で記録しながら、
子どもの育ちを見ようと心掛けています。

また、最近は、各ご家庭に、お子さまの過ごしている姿を、
写真やエピソードを通してお伝えするようにしています。

2014年03月09日

地元のJ2開幕戦@前橋。

清心幼稚園では、通常保育の後、子どもたちが、
ザスパクサツ群馬のコーチと、毎週遊んでいます。

昨日は、ザスパと関係するチーム同士の
キッズサッカー大会も行われました。
そして、本日はトップチームの試合。

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スタジアムが改修されて、音響も映像も格段に
よくなりました。でも、まずはいい試合を見せてほしい!
ぜひ、みなさんも足を運んでみてください。

2014年03月08日

中島佑太(アーティスト)の現場で@松戸

ナカジの週末はPARADAISE AIR@松戸の報告会(ナカジの企画)。
パヴェルさん(ポーランド出身。ロンドン在住)を招いて、
滞在(1か月半)しながら制作した作品展示&トークなどが予定されている。

パヴェルさんは、松戸のお年寄りや子どもたちとワークショップや
インタビューを通じて、出てきたものを映像の作品にしていた。

それが、松戸駅から徒歩数分のココ。

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土曜の夕方、地元のおじちゃんが「友だち連れてきた」と、
立ち寄っていた。そのくらい気軽なところのようだ。

トレンチ風コートを召したその3人のおじちゃんたちが
この空間で話している風景が、なんかよかった。

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パヴェルさんは、幼稚園にも遊びに来てくれました。
時間の都合で、在園の子たちとは遊べなかったけれど、
小学生(卒園児たち)と、少し過ごすことができました。

最近は、「アトリエスタ」という、アート専門のスタッフが
常勤している幼稚園や保育園もありますね。
(でも、ナカジが根を生やしたら、きっと枯れちゃう!)

ここ数年の清心幼稚園は、いろいろなアウトリーチのあり方を
考える(問う)場になっているんだなと思います。

2014年03月07日

「〇〇パーティー」で、年長さんに“ありがとう”を伝えたい。

数日間の準備を経て、「〇〇パーティー」こと、
「びっくりパーティー」が始まった!

パーティーのチケットが配られると、オープン前に行列が。
びっくりさせる人たちも待機して、準備はOK!

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「びっくり」は、2つのゾーンに分かれているよ。
では、その様子を映像(写真)でたくさんお伝えしよう!

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落ち着いてしばらくすると、年長さんがやってきた。

(年長A)
「また10の日ににもやってもらえない?
今日、幼稚園を休んでる子がいるの・・・」

(年中A))
「しあさってならいいよー!」

というわけで、しあさっての10の日も続くことになった。

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一方、年長さんでは、「おかえししたい!」の声が・・・
こっそりと、打ち合わせが始まった!

2014年03月06日

【年長】卒業制作も佳境。

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出来上がった作品が 園内のいたるところに、
飾られ始めています。

2014年03月05日

【年長】卒業式まであと10日になりました。

今年度もあと2週間ほどです。
年長児は、来週の15日(土)が卒業の日。

そこで、今日は、自分たちが迎える卒業式の
流れを一通り確認することにしました。

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会場はこんなセッティングです。
雰囲気は「〇〇コレクション」といった風ですね。

2014年03月04日

【年中&年少】「ヒミツの〇〇パーティー」づくり。

年中児が主になって、卒業していく年長児へ、何か企画している。
「ありがとう」の気持ちを、「驚かせるプレゼント」で伝えたいらしい。

でも、「驚かせる」が、「ありがとう」になるだろうか?
しかも、その驚かせるには種類があるという。

ひとつは、「ワッ!」という、びっくりさせる驚き。
もうひとつは、「わぁ~・・・」という、ファンタジーな驚き。

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そんな両方が味わえる「2つの迷路」をお部屋に作って、
年長児に楽しんでもらいたい!というのだ。
(パーティーは3日後を目指してるって)

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なんて、素敵な発想なのだろう!
なんて、心がこもっているのだろう。

その「ありがとう」は、きっと、伝わるに違いない。
「ありがとう」の表現は、もっと、いろいろあるのだ。

2014年03月03日

【年中】「こうするといいんだ♪」

どろだんごづくりの方法の一つらしいのです!

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Aくん「この紙(ティッシュペーパー)で包んで、置いておくといいんだ」
保育者「なんでー!?」
Aくん「こうするとね、すごく、固くなるんだよ」
(なるほど、周りをみると、何人かの子がやっています)

ティッシュペーパーをそんなふうに利用するとは!という驚きと、
でも、なんか、もったいなくも感じるなぁ、という思いが交錯・・・

保育では、こんな「子どもとどうかかわったら・・・」と、
葛藤する場面がいろいろ起きます。

そんなとき、目の前の事象(子ども)をよ~く見て、
かかわることが大切かなと思います。


2014年03月02日

【研修報告】幼稚園から小学校へ-子どもが主体の学校づくり-

「小学校が変わり始めた」と聞いて、
どのくらいが経過したでしょうか。

5年前、茅ヶ崎市の浜之郷小学校の実践を見たとき、
子どもと教師の関係性に驚きました。そして、
子どもたちが、実に楽しそうに学んでいるのです。

25年以上にもおよぶ この学校の取り組みは、
子ども、学校長、教師、保護者、地域、行政を中心に、
佐藤学氏を招いて 継続されてきたのでした。
これがモデルとなり、日本各地に広がっています。

その佐藤氏を招いたシンポジウム、
「対話的コミュニケーションとしての学び
  『学びの共同体』の学校改革」が、
本日、東京大学福武ホールでありました。

氏は、「学校を一つつくること自体が難しい」と、
真に「協同する学び」を実践しようと改革する
学校の困難さを語っておりました。

ところが、それまで多くのアジア地域に見られた
一斉授業の形態が、韓国をはじめ、中国、台湾、
インドネシア・・・で、ここ数年、劇的に変わり始めた
というのです!(欧米はすでに変わっています)

日本でも同様かもしれません。すでに地域によっては、
「学び」の主体である子どもの声を聴き始めています。
それは同時に、子どもの「学びの地域格差」が
始まったとも考えられるでしょう。

そして、ここマエバシにも、学校改革に取り組んでいる
小学校(前橋市立山王小学校)があります!
(ご存知ですか!?内容はホームページをお読みください)
ここが「一つの小学校」となって、周辺に広がるといいと思います。

清心幼稚園でも、子どもが主体となって遊ぶ活動の中に
「学び」の姿をとらえようとしています。

主人公は子どもであり、それを支えるのが、
教師や保育者であるならば、小学校も幼稚園も
その役割はきっとかわらないでしょう。

そうすれば、幼稚園から小学校への接続も
さらにスムーズになっていくと確信しています。