2016年07月20日
(5歳児保育室)くんせいをつくってみた。
この春、5歳児が畑でジャガイモを育てていたが、
天候不順か、土との相性が良くないのか、
あまり収穫ができなかった。
ところが、園の保育者のお宅でジャガイモがたくさん
取れすぎたとのことで、5歳児が分けてもらった。
そんなラッキーなことがあったので、それなら
ジャガイモを使った料理をしよう!ということになって、
出てきたアイディアの一つがポテトサラダ。
キュウリや、ニンジン、そしてハムも入っていると
5歳児が言うのだが、その理由はなんと、たむらやさんの
給食に入ってたとか。
野菜のキュウリは畑で育ててるから、ともかくとして、
ハム…これをつくるのは…なかなか難しそう。
私たち保育者がハムを買ってきて、それを切って
入れるのではどうも芸がないし、市販のハムには何やら
いろいろ入っているので、替わりになるものを考えてみた。
ハムの替わりになるもの・・・ということから
思いついたのが豚肉の燻製!(ベーコン的な発想です)
そこで何度か園で実験してみたところ、
ジャガイモとの相性は想像どおりもちろんよいのだが、
燻製したお肉自体がとにかく美味しい!
それならーと、私たちは子どもたちへの提案がてら、
5歳児の目に入るベランダでやってみることにした。
こういった若干強引な保育者からの提案も、たまには
いいだろう。食いつかなければそれまでだしね。
(燻製の発想はたぶん出てこない…だろうから)
途中で様子をみる。独特の煙の香りが保育室に入ってくる。
お肉の上の透き通った油もなかなか魅力的だ。
今回はサクラチップを使って、比較的簡単にできる方法。
素材に塩とコショウ、少々の砂糖で作るから、添加物もいらないし、
塩の加減で味も変わるし、なかなかおもしろい。
さて、子どもたちが食べてみた結果、この燻製を
今度のお泊り保育で作って、ポテトサラダの中に
入れることが決まった(好評だったのだ)。
昨年のお泊り保育では、最終日のお昼を自分たちも
つくって食べた。もし、それに似たことを考えるなら、
今回の宿泊先、横手山山頂ヒュッテの手作りパンと
出会って一緒に食されることも予想されよう。
あー!なんてファンタスティックな展開なんだ。
楽しみしかない!