2015年03月01日

「ゆめみらい園」が変わります(2015年4月から)。

次年度から「認定こども園」に移行するにあたって、
「認可外保育施設ゆめみらい園」が、廃止される
ことになりました。

つきましては、引き続き保育をお受けできなくなり、
ご利用を希望されておりました方におかれましては
大変申し訳ございません。お詫び申し上げます。

これまで、たくさんの方にご利用いただきまして、
本当にありがとうございました。

2015年4月からは、「子育て支援ゆめみらい園」になります。

引き続き、一時保育等を行っていく予定ですので、
これまで同様にどうぞよろしくお願いいたします。
(なお詳細は、次年度以降にお知らせいたします)

清心幼稚園


(追記)
保育制度が変わって・・・選択によっては、変わることや、
変えないといけないことが起こるのだなと思っています。

「ゆめみらい園」の保育が定着してきた中でしたので、
申し訳なさと同時に、残念な気持ちがあります。

幼保連携型の認定こども園では、認可外保育施設を
運営できる規定がないらしく、
そもそも、保育をしているってことだからでしょうか・・・

しかし、振り返りますと、かつて「幼稚園」という保育施設では、
1歳児や、2歳児を保育するという感覚がありませんでした。

行政も同じで、少しずつ、規制緩和が進み始めていましたが、
幼稚園が保育を行うとはだれも想定していませんでした。

そこで、当時の県の行政担当者や、国の担当官と調整を行って、
2007年に、群馬県で最初の学校法人が運営する認可外保育施設、
「ゆめみらい園」ができました。

開園時は2歳児からでしたが、保育者たちの経験が整うにしたがって、
1歳半、1歳3か月とお受けできる幅が広がってきました。

そうした流れの中、新たな保育制度ができると聞いたとき、
驚きもありましたが、清心幼稚園の考える保育の未来にも
似ている印象を受けました。

今後、社会状況がさらに変わっていく中、「ゆめみらい園」の
経験を活かしつつ、保護者の負担軽減や、保育者の地位向上など
保育周辺のこともよりよくなっていくならば・・・
イヤ、よりよくしていくための選択としては、この決断でした。

今年120周年を迎える清心幼稚園。

初めは個人立。途中から学校法人立に。
そして今度は幼保連携型の子ども園へ・・・。

でも、まだまだ120年くらいな歴史かもしれません。

そう思うと、カタチや名前にこだわって、こだわらない、
これまで続けてきた保育にこだわって、こだわらない、
そういう「こだわり」を持っていけたらと、思っています。