2014年06月28日

公開保育研究会@お茶ノ水女子大学付属幼稚園

昨日、お茶の水女子大学付属幼稚園の
公開保育研究会に、参加させていただきました。
どうもありがとうございました。

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子どもが主体的に、のびのびと遊んでいる姿や、
保育後の協議会で担任の先生が話されていた
内容にとても共感しました。
(恐れながら、どこか清心にも似てるかな・・・と)

園庭の南には、大きなお山があって、大きな木も
そびえ立っているのですが、そこで子どもの様子を
見ていると、副園長先生が声をかけてくださいました。

「ここでは、倉橋が言っていたように、自然のままを大事にして、
草も切らないでいるんですよ」

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・・・・なるほど。見ると、たしかにそのままになっています。

「倉橋(倉橋惣三)くらはしそうぞう」は、日本の幼児教育で、
大正期から昭和にかけて、児童中心の保育を提唱しました。
ここで主事を務め、日本の保育に大きな功績を残されました。

倉橋が見ていた光景を、いま同じように見ているんだ!
というのは、とても感慨が深いです。

清心幼稚園のスタッフが、かつて、この研究会に
毎年参加していた記録がありますが、
その時の保育者も、この風景を見て、いろいろと感じ、
学んでいたのだろうな・・・・

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時は流れても、副園長先生たちが、倉橋の思いを継承しながら、
今の保育と向き合っているように、そうした過程の積み重ねが
倉橋のいう「保育の真」にもつながっていくのかなと思いました。