朝から準備が進み・・・
(みそしるづくり)
畑から 大根をとってきて 下ごしらえ。
鍋ごとに ダシが違います。
(電車ごっこ)
途中から 単線が複線に。
表記も楽しい!(杭の深さも違うらしい!!)
そして・・・たくさんの 電車が走った!
みそしるも 振る舞われた!
「自分たちの過ごす時間を、自分たちがつくる」
今年の 5歳児ならではの、アイディアと愛情に あふれた1日が、
こうして また一つ生まれました!
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私たち保育者が、イイと思って計画し、子どもたちに
やらせることは簡単だ。しかし、それでは、保育者の「指示に従う子ども」、
「考えない子ども」を育ててしまう。
子どもにとって、はるかに難しく、意味があることは、
自分たちの生活を 自らつくっていくことだ。
その主体性が、将来の育ちに続く力になる。
だから、時間、 空間、モノ、ヒトが、十分に保障され、
子ども同士の関わり合いが たくさんある 保育環境で
過ごすことを ぜひ、おすすめしたい。
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カテゴリー: こども(あそびの様子)
【年長】「びっくりパーティー」のおかえしに。
先週の金曜日、いくつかのアイディアがでました。
そのうちの一つがコレ。「みそしるのプレゼント」。
振り返ってみますと、彼らはそういう体験をしてきました。
「みそしる」の材料さがしへ。(2013/12/3付)
「みそしる」をつくる。たべる(2013/12/6付)
自分たちが前に楽しんだ「みそしる」を、振る舞う・・・
「みそしるをつくる」という行為が、きっと、
子どもたちの経験になっていたのでしょうね。
ちょっと、できすぎな話にも聞こえますが、
「〇〇をしてあげたい!」という気持ちに
保育者も乗っかって、準備することになりました。
そして、もうひとつ。「電車ごっこをしたい!」と・・・
突然、「てつどうはくぶつかん」づくりが始まりました。
それから、「電車に乗せてあげたい!」と、駅ができ、
電車が走るための線路づくり・・・と。
こちらも 明日、出来上がったら、始まるようです。
お返しをするのも、いろいろな方法がありますね。
子どもたちの表現が多様に出せる場が保障され、
お返しをするための作業ではなく、自分たち自身もそこで
楽しんだり、遊んだり、本番を想像したりする・・・
そういう子どもの姿は、それまで無関心だった子に飛び火して、
あっという間に、遊びのかかわりも広がっていきました。
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実は・・・
こんな時期から続く遊びの題材です(2012/5/30付)。
題材は同じですが、この時とは、遊びの目的も姿も違います。
私たちは、こうした子どもの姿を文字や写真等で記録しながら、
子どもの育ちを見ようと心掛けています。
また、最近は、各ご家庭に、お子さまの過ごしている姿を、
写真やエピソードを通してお伝えするようにしています。
「〇〇パーティー」で、年長さんに“ありがとう”を伝えたい。
数日間の準備を経て、「〇〇パーティー」こと、
「びっくりパーティー」が始まった!
パーティーのチケットが配られると、オープン前に行列が。
びっくりさせる人たちも待機して、準備はOK!
「びっくり」は、2つのゾーンに分かれているよ。
では、その様子を映像(写真)でたくさんお伝えしよう!
落ち着いてしばらくすると、年長さんがやってきた。
(年長A)
「また10の日ににもやってもらえない?
今日、幼稚園を休んでる子がいるの・・・」
(年中A))
「しあさってならいいよー!」
というわけで、しあさっての10の日も続くことになった。
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一方、年長さんでは、「おかえししたい!」の声が・・・
こっそりと、打ち合わせが始まった!
【年長】卒業制作も佳境。
出来上がった作品が 園内のいたるところに、
飾られ始めています。
【年長】卒業式まであと10日になりました。
今年度もあと2週間ほどです。
年長児は、来週の15日(土)が卒業の日。
そこで、今日は、自分たちが迎える卒業式の
流れを一通り確認することにしました。
会場はこんなセッティングです。
雰囲気は「〇〇コレクション」といった風ですね。
【年中&年少】「ヒミツの〇〇パーティー」づくり。
年中児が主になって、卒業していく年長児へ、何か企画している。
「ありがとう」の気持ちを、「驚かせるプレゼント」で伝えたいらしい。
でも、「驚かせる」が、「ありがとう」になるだろうか?
しかも、その驚かせるには種類があるという。
ひとつは、「ワッ!」という、びっくりさせる驚き。
もうひとつは、「わぁ~・・・」という、ファンタジーな驚き。
そんな両方が味わえる「2つの迷路」をお部屋に作って、
年長児に楽しんでもらいたい!というのだ。
(パーティーは3日後を目指してるって)
なんて、素敵な発想なのだろう!
なんて、心がこもっているのだろう。
その「ありがとう」は、きっと、伝わるに違いない。
「ありがとう」の表現は、もっと、いろいろあるのだ。
【年中】「こうするといいんだ♪」
どろだんごづくりの方法の一つらしいのです!
Aくん「この紙(ティッシュペーパー)で包んで、置いておくといいんだ」
保育者「なんでー!?」
Aくん「こうするとね、すごく、固くなるんだよ」
(なるほど、周りをみると、何人かの子がやっています)
ティッシュペーパーをそんなふうに利用するとは!という驚きと、
でも、なんか、もったいなくも感じるなぁ、という思いが交錯・・・
保育では、こんな「子どもとどうかかわったら・・・」と、
葛藤する場面がいろいろ起きます。
そんなとき、目の前の事象(子ども)をよ~く見て、
かかわることが大切かなと思います。
【年長】何気ない遊びを見て思うこと。
雪解けのあと、園庭にのこった水たまり。
その水をくんで、一心に容器の中に注ぎ入れる姿がありました。
その水を山の上で、雪や砂、土とで繰り返し混ぜていました。
「もっと雪もってきてー!」 「この砂を入れよう!」
「うわ、あふれたァ!」 「なんか、滝みたいだな~!」
「水がもっといるよー!」 「もっと、大きい入れ物がいいんじゃない?」
何気ない、名もないこのような遊びが、結構面白いのです。
「もっと」「もっと」・・・と、次々に起こる変化を楽しんでいます。
子どもの表情が、それを物語っていますね。
単なる繰り返しのようだけど、素材や環境を生かし、
道具も使いこなしながら、遊びが継続する姿に、
未来の「主体的に活動する力」を見た気がしました。
2歳児のやりとりにほっこり。
お昼が近くなった頃、Aちゃんが涙を流していました。どうも、
お母さんのことが思い出されて、少しさみしくなったようなのです。
その様子に気づいた子たちが、声をかけていました。
Bちゃん:「だいじょうぶ?」
Aちゃん:「・・・・」(シクシク)
Cちゃん:「どうしたの?なんで ないてるの?」
Bちゃん:「さみしいんだってー」
(BちゃんがAちゃんのあたまをなでなでしながら)
Bちゃん:「あッ、ママねー くるから だいじょうぶ。ねー。」
Aちゃん:「・・・・」(コクっと、うなづく)
2歳児の、相手の様子に気が付いたり、感情を移入したり、
気遣ったりする姿に 気持ちがとてもあたたかくなりました。
【チューリップ&プレ組】おひなさまの飾りをよ~く見て・・・
先日、園内にひな人形をかざりました。
そこを通りかかかった2歳児たち。
いつもと景色が違うので、とても興味深々な様子。
ひな壇の上に、持っていたおもちゃを置いてみたり、
鏡台を覗きこんでみたり、飾りの箱の引き出しを開けてみたり、
手を合わせてお祈りしてみたり(そんなところもカワイイ♪)。
ひな壇と、いろいろなことをして 過ごしていました。
ひな壇からきっと感じるものがあったのだろうなァ。