【年少&年中】豆まきの準備をする①(豆とイワシの調達)

年中の子どもたちから、鬼を追い払うには 「豆とイワシが必要」との話がでた。
「じゃあ、買いに行こう!」と、年中さんと年少さんが協力して出かけることに。
そこで、豆チームは、「フレッセイで売ってる」と、フレッセイ(スーパー)へ。
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一方、イワシチームは、魚屋(「魚健」さん)へ。
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途中、道が分からなくなって迷っていると、秋葉写真館の秋葉さんが
地図を見ながら教えてくれた。
「魚健」さんに着くと、イワシを買いに来たはずだけど、
子どもたちは いろいろな魚たちに興味津々。
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子どもたち:「これなに~?」(アサリを見つけて)
すると、おかみさんがいろいろと見せてくれた。
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子どもA:「あっ、いま、水みたいの でた!」
おかみさん:「生きているんだよ」
子どもA:「ちょっとさわりたい」
子どもB:「ぼくもー!」
子どもC:「これあいてる、なんでー?」
おかみさん:「そうね、これもあいているよ」
すると しばらくして・・・・
子どもD:「ねえー、はやくサバを買って もどろうよ」
子どもたち:「えっ、サバ??」
子どもD:「そうだよ、サバだよ」
子どもA:「ちがうよ、イワシだよ」
しばらく「サバ」か「イワシ」かの相談。
話し合いの結果、「イワシ」を5匹買って帰ることに。
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帰り際、「何か聞いておきたいことある?」と保育者。
子どもE:「どうやって、ぜんぶの魚を止めてるんですか?」
おかみさん:「そうだねー」と、魚の〆方を教えてくれた。
おかみさん:「難しかったかな? 分かった?」
子どもE:「うん!」
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確かにちょっと難しい話しだなァって、思いながら聞いていた。
でも、「魚の〆方」が分かったかどうかが 大事ではないのだろう。
子どもが、自分の経験や 知っている言葉を総動員し、
「魚と対話」するからこそ、「ぜんぶ動いていない」
「どうして止まってるのかな」 「なんかおかしいな」って気がつき、
〆ることで「止まる」ってことが分かったんだと思う。
こうして実感を得ながら 納得していくことが、
より意味のある「学び」になっていくんだろうな。

「もちつき⑤」食材を用意する(しょう油)

こちらは「榎田醸造」さんのお店の中。
ここまで来るのに、地図を手掛かりに道を探して、
ようやくたどり着くことができました。
店内には、お味噌や漬物などいろいろなものがありました。
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お店の方に、しょう油があるのか聞いて・・・
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3種類のしょう油が見つかりました!
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そして、いつまで使えるのか、量はどのくらい必要なのか、
調べてどれを選ぶか決めようとしました。
しかし、なかなかまとまりません。
すると、ある女児がお店の方に、どれが「おもち」に合う
しょう油か、聞きに行きました。
店員さんは、「真ん中のは少しお出汁が入っていて、ぴったりよ」
と、教えてくれました。
「なるほどー、コレかァ」と、子どもたち。
ところが、どうしても もう1本のしょう油が気になる様子。
「今日ここに来ていない子たちには分からないから、
どっちも見せてあげたい!」
「両方味見をしないと分からない!」
たしかにそれもそうかもしれません。
実際の物を見てもらう、自分の舌で確かめてみる、
体感することが、1番分かりやすいかもしれませんね。
子どもはそういうこともよく知っています。

「もちつき④」食材を準備する(きなこをつくる)

きなこ作りが人気急上昇。まずは買ってきた大豆を炒るところから。
年長さんの保育室に、年少さんも、年中さんも加わって・・・
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その後、炒った大豆をすりつぶすのですが・・・ 大豆がとにかく堅い!
すりこぎとすり鉢、すりゴマ器、ビニール袋と金づちと材木、など
どんな方法がいいのか、いろいろ試してみます。
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そして、最初は封筒の外側にガムテープを張って、金づちでたたくと良さそう!と発見。
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最後に、きな粉と大豆をえり分けて・・・
粒が残っていたらそれを取り出し、再度すっています。
えり分けの基準があるのかな、と思って子どもたちを見ていると、
粉ふるい器の網の目の大きさにその根拠がありそうです。
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根気のいる作業を経て、ようやく完成!
「ほっかいどうのくろだいず」「ほっかいどうのだいず」「ぐんまのだいず」
3種類のきな粉ができあがりました。
どんな味がするのかな??

「もちつき③」食材を用意する(海苔)

今日は海苔を買いに行くチームがありました。
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一路、前橋で海苔を専門で扱っている「鳥山海苔店」さんへ。
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お店の中は海苔でいっぱい。お値段いろいろです。
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いくつもあったので、お店の方にお奨めを聞きました。
そして、贈答用に作っているのりの端っこを集めて袋になっているものと、
広げると、とても大きくなる海苔の2種類を買いました。
するとおかみさんが、奥から昔の写真を何枚か持ってきて見せてくれました。
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なんと、これはおかみさんが清心幼稚園に通っていたころの写真ですって。
それを聞いて子どもたちは釘付け。いや~懐かしい。
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お店を出ようとしたら、「どこからきたの?」と声をかけられました。
子どもが「せいしんようちえん!」というと、
「おじさんも、清心幼稚園だよ」 「エーっ!? そうなの?」。
コチラのお客様もなんと卒業生の方。偶然にもお二人のご卒業生とお会いしました。
幼稚園が長く続いていると、こういった交流も生まれるんですね。

「もちつき②」の食材を用意する(もち米)

       
年長さんから お餅つき用の「もち米の買ってきて!」 と、お願いされて、
年少さんが、近くのお米屋(籾山米穀店)さんまで 買いに行くことになりました。
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地図を見ながら お店を探します。 
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「あっ、ココかもしれない!」ということで、そこに入ってみたところ・・・
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「お米屋さんはね・・・」と、受付のお姉さんが教えてくれました。
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あらら。ここは、幼稚園が日ごろお世話になっている
松山先生の医院だったみたい。
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松山医院さんを後にして、またお米屋さん探しが始まります。

年賀状ってどこで出すの?

みんなで相談した結果、以前 小包を出したことがある (2012年7月)
平和町郵便局に 行くことになったんだ!
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そうしたら、石井さんがまたいろいろ教えてくれたよ。
でも、住所がちゃんと書いてないと届かないんだって。
そこで、石井さんが みんなの年賀状を 確認してくれたんだ。
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どうかな? 大丈夫かな? 心配だなァ。。。。。
無事に届くといいね!

「もちつき①」食材を用意する(小豆)

今年度の「おもちつき」は、きな粉、しょう油、あんこ、の
3つの味で食べたいということになりました。
そこで、それぞれ手分けをして材料を買いにでかけます。
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今日は、あんこに必要な小豆を手に入れるため、
「麹屋 與三五郎本舗(前橋市本町)」さんに行きました。
こちらでは、麹だけでなく、お米や豆なども扱っています。
子どもたちがあんこのことを聞くと、
お店の須田さんがお話してくださいました。
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須田さん:あんこをつくるんだって? じゃあ、この小豆がいいかな。
      これは、群馬県の昭和村のものでね、
      ここの小豆がおいしいって、評判いいの。ニクが多くてね。
須田さん:それから、お砂糖はさいごに入れるんだよ。
      そうじゃないと、お豆が堅くなって、イシマメになっちゃうからね。
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子どもの世界は、新しい出会いがあると、グンと広がりますね。
お店の中を見わたして何かを発見したり、気づいたり、
じっくりと観察したり、分からないことを質問したり、
それぞれに興味が湧いていたようです。
「子どもが主体的にかかわる活動が大事」という話しがあるけれど、
こうして、「買いに行きたい」っていう気持ちを どう持っているかで
きっと、大きく変わるんだろうなって感じた場面です。