(4歳児)切って、はっていく。

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紙を切ったり貼ったりして、迷路を作りはじめたらしい。
「ここが とおれるところでー」
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そういえば、この紙…前にどこかで見ましたね~!
最初は保育室の暗闇に使われていたただの真っ黒の紙。
ホント!使い尽くすほどのモノとの対話の継続。
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過去にさかのぼってもよし!過去から進んできてもよし!
どうやらズーっと使い続けている!(ちょっとまとめてみた)
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未来へ…何か起こるか、何も起こらないか
 ↑
8/30 切って、はっていく(本日)
 ↑
2/15 そしてかざった
 ↑
2/10 3歳児たちから⇒ようちえんのみんなへ
 ↑
2/09 みんなにみせたい
 ↑
2/5 真っ暗にするために使っていたやつ
 ↑
1/23 保育室の壁に
 ↑
1/19 くらやみで過ごしてみる
 ↑
1/16 こんわく「くらやみをひらく」~くらやみでみる おと・あじ・におい~
(きっかけは小学生たちのワークショップの残骸から!)

「表現の森 協働としてのアート」関連シンポジウムに参加して

アーツ前橋で開催中の「表現の森 協働としてのアート」
関連シンポジウム(群馬大学主催)
がありました。
本企画展示やワークショップでお世話になったり、
日頃から遊ばせてもらっている方々がゲスト、
そして、アート過ぎないタイトルにも興味引かれて
参加してみました。
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「協働」というと、「協働する学び」というように教育でも
よく使われる語句ですが、今回はケアの方向です。
多彩なゲストが多数いらしている中、限られた時間の中、
アートの役割や現状を変えていきたい美術館の意気を
感じました。
一方、幼児教育や幼稚園も似たような危機を感じます。
まずは、現在構想中の「おおてまちはうす(仮称)」で、
私たちがやれることから少しずつ!と熱くなったのでした。

ないようみてい(こんわく33)

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ないようみてい
(内容未定)
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■にちじ 2016年9月4日(日) 13:00~17:00
■たいしょう ないようがきまっていないほうがうれしくなるひと(小学生以上)
■もちもの ないようのていあんしょ(あれば)、すいとう、おやつ
■さんかひ 1,500円(材料費、保険代を含む)
■ばしょ 清心幼稚園(前橋市大手町3-1-21)
■もうしこみ FAX=027-233-0114
■メール=info@seishin-gakuen.jp(清心幼稚園)
■企画 中島 佑太(なかじま ゆうた・アーティスト)
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「こんわく」とは「今月のワークショップ」の略称です。
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「こんわく」は清心幼稚園で毎月行っている
子ども向けのワークショップです。
困惑しながら今月もわくわくするワークショップシリーズです。
小学生くらいから参加できます。今回が33回目!

【ご案内】トークイベント(9/2(金)@東京大学福武ホール)

アーティストの中島佑太です。
9月2日[金]に東京大学福武ホールで
以下のようなトークがあります。
ご興味持っていただければ幸いです。
Educe Cafe 「子どもたちとアーティストが移動してひらく社会」
帝京大学の森玲奈さん企画のEduce Cafeで、
清心幼稚園(前橋)で過ごしたこの5年間の変化を、
「移動」をテーマにしてお話したいと思っています。
まだ席があるようですが、お早めにお申し込みください!
■日時:2016年9月2日(金) 18時~20時
■場所:東京大学 情報学環・福武ホール スタジオ1
アクセス→ http://fukutake.iii.u-tokyo.ac.jp/access.html
都営大江戸線 本郷三丁目駅 徒歩7分 東京メトロ丸ノ内線 本郷三丁目駅 徒歩8分
東京メトロ千代田線 湯島駅 徒歩20分 東京メトロ南北線 東大前駅 徒歩10分
■定員:20名
■参加費:2000円(飲み物と軽食こみ)
詳しい申し込み方法などは下記ウェブサイトでご確認ください。
http://harinezuminomori.net/information/956.html

作ったものをとどけに行く。

こういう「展開」って好き!
実際にここまでいろいろ起こるってホントー?
って思うけど、ヤラセはないんです!
ただ、いろいろ起きるだけでなく、それが続くことで、
きっと面白くなっていくだろうなーは想像しています。
【それまでの展開をざっと】
1.7月。今夏アーツ前橋での中島佑太(なかじ)の
 作品作りになかじ本人から誘われる。
2.7月。アーツ前橋へ行って、会場で遊ばされながら(笑)、
 あーだ、こーだ、言いつつ作品作りに参加する

3.7月。とうとう展示が始まる。初日に作品を見に行く。
 そして遊ばせてもらう。 触ったり、着たり、何やらするうち
 作品の一部が壊れてしまう(ココまではたぶん想定内)。

4.同日。なかじから、壊れないのを作ってきて!と要望。
5.同日。子どもたちがなかじの提案を「イイヨー!」と許諾。
6.8月に入り、幼稚園ではなかじの要望に応えるべく
 「人魚が着る服づくり」が日々続く。

7.そして今日。作ったものをアーツ前橋に届けにいった!
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なかじを見つけて、紙袋から出して見せてみた。
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「ちょっと着て見せてよー」となかじ。
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人魚になると、なかじが常夏ツアー(W.S.)へ連れだした。
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何やら、業務用の、バックヤードの、そこへ。
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この予定にないイイかげんさ(良い加減)がいい。
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ツアー後、なかじの作品に追加展示されました。
(つくったものが作品になった瞬間かも)

とっても!うれしい!ほんとにうれしい!

先日の横浜の研究会で、ナカジ(アーティスト)も
一緒に実践事例の発表に参加しました。
その終わりにワークショップを一つ入れました。
それはこんな具合です。まず・・・
一人に一つずつ手のひらサイズの石を配りました。
そして・・・
「いまお渡しした石は、昨日、清心幼稚園で集めたものです」
「これは幼稚園の石なので、「清心幼稚園行き」と書いて戻してください」
「宅配便などを使わないことがルールです」
…以上
初対面の参加者にこれだけのメッセージで行う
ワークショップ。ハードルは…低くはないように思います。
だって、ここは横浜!
参加者は全国から集まっているのです。
でも、なんてロマンあふれるのでしょう。
だって、ここは横浜!
かつて前橋と横浜とは生糸を通じ驚くほどの
たくさんのモノとヒトが交流していました。
時を超え、モノとヒトが交流するワークショップ。
歴史と未来をつなぐ壮大なワークショップの始まりです。
いつか戻るかもしれない。戻らないかもしれない。
そうしたら…あれから2日後。
本日8/15(月)!!
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横浜在住の参加者に託された石でした。
(参加者でない方が戻しにきてくれました)
…この物語は始まったばかり。
あと数十個分の続きを想像しながら楽しみましょう。

反省と収穫の実践提案@横浜開港記念会館

かねてからお知らせしておりましたが、
「子どもと保育実践研究会」の全国大会で
園の保育事例を提案させていただきました。

会場は満席、さらにイスを追加しても足らないほどの
参加者で一杯。緊張のチーム清心でしたが…
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上手くいかなかったときほど、たくさんの収穫はないと
ポジティブにとらえつつ、打ち上げ的な振り返りを
発表者と園の保育者と、みんなで楽しんできたのでした。
ホント、いつも思います。
難しいですね、伝えるって。

目的は狩り!?―真夏の時間研究室(こんわく32)―

こんわく3日目。どうやら今日は狩りの日。
正直、よくわかりません。
どこから「狩り」にいくことになったのか。
■理由(想像)
・そこに獲物がいるから
・ヒトの本能(DNA)に埋め込まれているから
・なんとなく
・おもしろそうだから
・虫取りっぽいから
・学校が夏休みだから
・友だちがやろうって言うから
・ついに、こんわくしちゃったから
・今日の晩ご飯がないから
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狩りに行くための道具をつくったり、家から網をもってきたり。
背中にその決意が現れてる!
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前橋公園をとおり過ぎ、さて・・・どこへ。
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しばらく歩いて、ご覧の通り、川までやってきた。
「ぜんぜんとれなーい!」
ん?これは狩り?んー、釣りかな!
いや、どっちでもなさそう。
でも、結局、メダカやヤゴ、タイコウチなど
水生昆虫ばかり捕れた。
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幼稚園に戻る途中、スマホ片手に
狩りをしているたくさんの人たちを発見!
同じハンターでもこうも光景が違う。
こちらでは声もほとんど聞かれない。

園内研修(8月13日の提案に向けて)

2016年8月13日に行なわれる「子どもと保育実践研究会」
-対話から生まれる保育の創造Part1-の分科会
で、
清心幼稚園の保育を紹介させていただくことになりました。
そこで、発表する保育者を中心に集まって、
事前発表を兼ねて意見交換することにしました。
ちぐさこども園(沼田市)の櫛渕園長先生にも
参加してもらって、もみ合うことに。
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課題が見つかって、内々でも相手に伝えることが難しく、
改めてその大変さを感じました。
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現在、コーディネーターを務めてくださる、
小林紀子先生(青山学院大学)、
平野麻衣子先生(田園調布大学・青山学院大学大学院生)とも
意見交換しています。
私たちにとっては、保育を振り返るとてもいい機会です。
全国から参加の皆さまから学びを得られたらと思っています。
保育関係者以外の方も参加できる研修会です。
当日は佐伯胖先生の講演等もあります。
よかったらぜひご参加ください。
⇒「子どもと保育実践研究会2016夏季全国大会」のご案内へ

ナカジからの依頼「やぶれないのつくってきてよ」@アーツ前橋の展示から

それまでのはなし⇒「表現の森」へ一番のりしてみる
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“にんぎょが着るモノ”つくりへ。
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紙じゃないモノでと。
つぎつぎとオリジナルができあがりはじめた。
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お部屋が仕立て屋さんの工房みたいに。
かざったり、つくり置きしたり…
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…それを着て、(にんぎょに)なってみたり。
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(デザイン画)