「なにいろ?」ときいてみる。

昨日、群馬大学の「造形表現」の実践授業があった。
今回の企画は、色水を使って色といろいろに遊びながら
親しむプラン。
先週から継続していて、用意しているものは、
・ペットボトル
・おはながみ(数種類の色)
・水
・絵の具
このくらい。
あいているペットボトルにおはながみをちぎっていれ、
水を入れてふたをする。それをいっぱい振ると、
おはながみの色が水に移って色水ができるのだ。
先週、子どもがいろいろに混ぜすぎだった、との振り返りから
今回はなるべく混ぜないで作る色を大事にしていくことになった。
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ある3歳児は、自分が作ったものに興味をもっていたが、
色に対する反応よりも、その作ったモノ自体で遊んでいた。
それも、そうだろう。
企画者から、「これってなにいろ?」
っていう質問に対して「〇〇いろー」って答えるのは
まあ、普通に想像できる。
でも、〇〇色になった!とか、今度は〇〇色みたい!のように
答えながら展開する遊びはそんなに面白くないかもしれない。
(もちろん、企画者側の意図を読む必要もないだろう)
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それに、何色かは、(ソレに)直接聞いてみた方が
きっといいに決まってる!

「ひみつのさんぽかいぎ4」(こんわく30)

どんなところへゆき、どんなことをするか――
それははじまってからきまります!
そんな「ひみつのさんぽかいぎ」は、こんわくでも
こうひょうなシリーズです。本日はその第4弾!
30人以上があつまりました。
今回のキーワードは「バ」(前回のこんわくで決めたそう)
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さっそく「バケツ」をもって、しんまえばしえきをスタート!
さて、どんなさんぽかいぎになっていったでしょうか。
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(今回は目的地にハラミュージアムアークを設定)
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乗り物にのったり、歩いたり、貴重なモノを拾ったり、
ミュージアムで作品をみたり、お弁当を食べたり、遊んだり、
おやつを食べたり、「バイブル」をつくったり、しました。
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ハラミュージアムアークさん!またまたありがとうございました。
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今日参加したメンバーの中には幼稚園のときに
ここでワークショップをさせてもらった体験をもっている
子たちもいます。
ハラミュージアムにお昼頃到着して、
子どもたちも道中「おなかすいたー!」というので、
「じゃあ木陰でお昼にしようか?」と私たちがいうと、
「エーっ!作品みてからにするー!」とブーイング。
それって『ご飯よりアート』ってこと?
そんなことを聞いてびっくりしました。
「手を洗ってから、ご飯を食べる」
「アートを見てから、ご飯を食べる」
アートの日常化ってこういうことなのかも!
と思ったのです。
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(*)
オラファー エリアソン
Sunspace for Shibukawa
2009年
©2009 Olafur Eliasson

とどいたー!(2歳児)

子ども: ねー とどくー?
そんなことを階段の下の方から尋ねられました。
そこで、ぐーっと手を伸ばしてみました。
保育者:どーうー? とどいたー?
子ども:とどかなーい(笑顔)
さらに、めいいいっぱい手を伸ばしてみました。
保育者:どーうー?
子ども:とどかなーい(笑顔)
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そんなことを繰り返すこと数回。
子どもが階段をテポテポとあがってきました。
そして、保育者の手元に来て――
子ども:とどいたーっ!
なんともいえない笑顔で手を差し出してきて、
おもわず手と手を合わせました。
それから、手をつないで階段をおりました。

下見の上映をしてみる

5歳児の部屋で、先日スタッフが夏期保育の下見で
撮影したビデオや写真を見てみることにしました。
本来なら5歳児15人のクラスですが、通りがかった
4歳児や3歳児が少しずつ入ってきてほぼ満員に。
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4歳の子たち 「わたしもいきたーい」
そんな気持ちを持ってもらえると、
一緒に見た甲斐もあるものです。

夏期保育の下見へ

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今年も年長児は、7月下旬に夏期保育(4日間)に行きます。
空梅雨らしく湿原がカラカラで、これまでにない状況でした。
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山をハイキングしたり、友だちと遊んだり、泊まったり、
ワークショップをしたり、楽しめること盛りだくさんです。
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宿泊先から見た朝の景色。
この時間、この場所だから見られる素敵な景色。
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そんな景色を見ながらいただく朝食。
コーヒーがより美味しく感じます!

(ある日のスタッフルームの風景)

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清心では子育てしながら保育している
保育者の割合が多いです。
いろいろ両立させるのは大変だと思いますが、
私たちは、生きがいや、やりがいがもてる
環境の保障に努めていきたいと思っています。
こども園は保育時間も長いので、社会にとって
とても必要なところとの認識をもっていますが、
保育者も同じように子育てしていくためには、
何がどうなっていったらよいのでしょう。
「保育の質」を高めるために、保育者の生活の質も
同時に考えていきたいものです。