幼稚園のホールで「遠足プロジェクト」のシンポジウムが開かれました。
会場にはランドセルの作品も展示されました。
パネラー:梶原千恵(石巻市門脇中学校)、武谷大介(アーティスト)
住友文彦(アーツ前橋)、長田謙一(首都大学東京教授)、
コメンテーター:園のスタッフでもある中島佑太(アーティスト)
司会:茂木一司(群馬大学)の各面々が集いました。
途中、参加者の中に、パネラーの方々も加わって、
盛んに意見交換がなされました。
**************************************************************
音楽でもスポーツでも、そしてアートでも、地域も文化も異なる方々が
出会って場が共有されることってありますね。
ますます多元的になる価値の中で、多様な環境を経験することが
保育実践でも大切になってきています。
いつも通ってる道
・・・つづき
ダイニング・ベンさんに、
「白いご飯だけを持った子どもたちがいるんだけど…」
と,相談すると、快くおかずだけを作ってくれました。
みんな大好き唐揚げにソーセージ、上州のB級グルメ焼きそば!
野菜サラダとデザートまで…!ベンさんごちそうさまです!
食後に連想ゲームを(他のお客さんに迷惑にならないように、筆談形式で)楽しんでから、
ベンさんにお礼を言って出発です。
ベンさんを出て北に進むと、大きなカニがいました。
大きなカニを寝っ転がりながらスケッチしつつ、
さらに進むと、グラフィティーと呼ばれる壁の落書きを発見!
まちの落書きをみんなでスケッチするのっておもしろい……!
あまりの寒さを前にすると、大人は建物に入りたくなります。
しかし、子どもは公園で遊んで暖まろうとします。
カニの近くに、バスケットゴールのあるアスファルトの広場を見つけました。
僕には寒さしかないように見えましたが、
子どもたちには天板のないステージがジャングルジムに、空き缶はサッカーボールに。
想像力さえあれば、何でもないものが楽しいものに変わってしまいます。
想像力って忍術みたいだ。寒さも暖かさに変わるかな。ニンニン。
いつも街中を通って学校に通っている子が参加者の中にいました。
「いつも通ってる道が違って見える!」と言ってくれました。
そうそう、アートって、作品を見たり聞いたりして感動するだけじゃなくて、
その時感じた事や考えた事が、普段の生活の中で「ふわっ」と思い起こされて、
いつも見ているものがほんの少し違って見えてきたりすることなんだと思うんです。
想像力は、いつも通ってる道も、いつもとは違った道のように変えてくれます。
ただのレシートを持ってまちに出て、帰ってきたらそれぞれ違う巻物になっていました。
そこには確かに、いつもとは違って見える道が描かれています。
「ざくろさん(ダンサー)」と「がいしさん(神楽太鼓奏者)」が来たよ
廊下や プレイホール、ホール、いろいろな所で一緒に遊んだんだ。
年少さんのお部屋にもやってきたんだ。
ふしぎな楽器もいっぱいあったよ。
なんて、おもしろい音なんだ。 これは。
近いうちにまた遊ぼう、って約束をしたよ。
【年長】「キャンバス」の「なまえ」を考えた
キャンバスに 作品のタイトルをつけることになって 数日がたった。
いくつかの候補があがっているが、そこから なかなか決まらない。
なぜなら、多数決で決めていないのだ。
それぞれが、イイという「なまえ」に理由があった。
この前は、自分の「なまえ」がどうしてついたのか、という話になった。
そうしたら、「なまえつけるの、むずかしい」って。
本当に納得のいく「なまえ」がつくか、もう少し待ってみよう。
【年少】石に色を塗って・・・
昨日の様子・・・
気に入ったところに お気に入りの色を塗っているようです。 とても器用に。
1日あけて、その続きが始まりました。
少しその輪が広がっています。
そのうちのいくつかに ニスを塗って、乾かして・・・
こんな風に飾られました。
【年少】園庭の山の上に・・・
ねころがってみる。
いろいろもってきてみる。 そして、ならべてみる。
*************************************************************
何気ない遊びの様子。
でも、この過程をみると、友だち関係の中で遊びを
協同していることが分かります。
これだけのものをここに運んでくることも
なかなかのことだと思います。
*************************************************************
「ひみつのさんぽかいぎ」のひみつを公開します!午前編
「なにをつくるかはひみつです!」なんて書かれたチラシを見て、
12人の子どもたちがリュックに白いご飯を持って集まってきました。
今日はワークショップクラブ3回目。
題して〈ひみつのさんぽかいぎ〉です!
実は今回のワークショップは、タイトルが最初に決まりました。
タイトルを決めて、チラシを作った時には、本当に内容が決まっていませんでした。
つまり今回のワークショップは、タイトルに合わせて考えられた内容ということになります。
まず最初に決まった内容は、お昼ご飯のおかずでした。
スズランのデパ地下で匂いを嗅ぎながら食べる、なんていう噂も幼稚園に流れましたが、
商店街にあるダイニング・ベンさんにおかずだけ用意してもらえることになりました。
いつもお世話になっております。
次に肝心のなにを作るのか!
「ひみつのさんぽかいぎ」という名前から僕が連想したのは「巻物」でした。
「おとのさまがさんぽしながら決めたひみつ文書をはこぶ忍者」なんていう設定を
イメージしながら内容を決めていきました。そうしてできたワークショップが、
レジ用ロール紙に筆ペンを使って、さんぽしながら見たものの絵や感じたことを
ことばして書き込んでいく巻物〈歩記(あるき)〉をつくるワークショップでした。
さんぽに出発する前に、筆ペンの使い方を学びます。
筆を縦にして描くとどんな線が描けるかな?
筆を横にして描くとどんな線が描けるかな?
と、やっているうちにあら不思議、まちの地図みたいに見えてきて、
そのまちを歩いている自分たちまで登場しました。じゃあさっそくまちに出てみよう!
と、意気込んで外へ飛び出したものの、今日は風が強くてとても寒い……。
そんな寒空の下、和菓子屋さんで試食させてもらったり(みんな遠慮なさすぎ!)、
幼稚園の子にばったり会ったり、先生の車とすれ違ったり、右に曲がってみたり、
銅像の下に座ってみたりしながら、
見たものや感じたことを〈歩記〉に書き込んでいきます。
というところであまりの寒さに耐えきれなくなったこともあり、
ダイニング・ベンに駆け込み…午前の部は終了しました。
・・・・続く。
【資料】むかしのすなば。
いつの時も人気の砂場。
<1946(昭和21)年>
旧園舎の北東にあった「砂場」。この砂場は、園児数が増えたことにより、
保育室を増築するため、移動をよぎなくされた。
<1974(昭和49)年>
園児が急増。園庭が手狭なため、道路を隔てた東側に土地を借りた。
そこに「砂場」を新設。それでも以前にも増して幼児の密度が高かった。
現在、その土地は「ゆめみらい園」の建物と敷地になっている。
目に見えないものってなんだろう?
中島佑太です。
日々成長する子どもたち。力もどんどんついて来ました。
戦いごっこなのか、なかじはいつも殴られ蹴られ。
最近ちょっといたいです。 今日は血が出たよ。
さて、もう少し力が強い 小学生のお兄さんお姉さんたちとの
ワークショップクラブのお話 その2。
新年らしく昔懐かしい(?) あぶり出しを使って
『目に見えないもの』を あぶり出すワークショップを行いました。
「自分の目では見えないものって何があるかな?」
と聞いてみると~?
「おばけ!」「風!」「放射能!」「自分の顔!」「おなら!」「ガラス!」「白滝!」
なるほど。
中には違和感のある答えもあるけれども、
子どもたちの自由な答えはいつもおもしろい。
アートには、正解も不正解も、特にないのです。
さて、これらの中から、〈自分の顔〉〈おなら〉〈おばけ〉の3つをテーマに選び、
お酢とレモンを絞って作った透明で酸っぱい絵の具を使って画用紙に描いていきました。
絵の具が透明なので、みんなが何を描いているかは見えません!
みんなには見えているの??
透明な絵の具で描いた画用紙は乾かすと真っ白になり、
誰が描いたどんな絵なのか分からなくなってしまいます。
誰のか分からない真っ白な画用紙を火であぶってみると、
透明な絵の具で描いた部分が焦げて、見えなかったものが浮かびあがります。
焦げを通り越して、紙が燃えてしまう事件も発生!!
危うく園舎が目に見えなくなるところでした。
あぶり出しは、家でも簡単にできますので、ぜひやってみて下さい。
電気ストーブなどでもあぶり出せますよ!
満3歳児保育始まります。
清心幼稚園が、満3歳児の保育を始めます。
今までの「プレ清心」を拡大する形で行います。
つきましては2013年度の新入園児を募集します。
関心のある方は、お気軽にお問い合わせください。
■満3歳児保育■
*保育時間
(午前保育の日)9:00~11:00
(午後の保育もある日)9:00~13:10
*独立した保育室です。
*担任がつきます。
*納付金は現在の在園児と同じです(ホームページでご確認ください)
*就園奨励費の対象になります。
■2013年度の「プレ清心」■
・新年度からは、満2歳児クラスになります。
・満3歳児と一緒に過ごします。
・週2日(月水クラス・火木クラス)の開催です。
週4日の通園も可能です。
・週2日で月額8,000円。週4日で月額15,000円。
何かございましたら、事務局までお問い合わせください。