「きらいなものをつくる」
■ひにち:2014年3月2日(日)13:00~15:00
■ばしょ:せいしんようちえん(まえばしし おおてまち 3-1-21)
■たいしょう:しょうがくせいなら、だれでもさんかできるよ!
■さんかひ:1,000円
■もちもの:筆記用具(ひっきようぐ)
■もうしこみ:(FAX)027-233-0114 (メール)info@seishin-gakuen.jp
■アーティスト:中島佑太
■といあわせ:清心幼稚園(027-231-2415)
もうしこみ、まっています!
カテゴリー: ワークショップクラブ
「ニッポンの妖怪 ニッポン人がついた嘘」(今月のワークショップクラブ)
「ニッポンの妖怪 ニッポン人がついた嘘」
日時:2014年1月25日15:00~18:00
場所:清心幼稚園
対象:しょうがくせい
参加費:1,000円、持ち物:筆記用具
申込み:(FAX)027-233-0114 (メール)info@seishin-gakuen.jp
アーティスト:中島佑太
小学生であれば、どなたでも参加できます。
お申込みをお待ちしています!
園内のソラな作品たち。
こちらは、子どもの「そらに絵を描きたい!」の声がきっかけで、制作しました。
近づいて、見てみると・・・・
そしてこちらは、夜の野外、志賀高原の真っ暗な森の中で、
「志賀高原のそら」を想像しながら描いた作品です。
現在、どちらも園内に展示されています。
園までお越しの際は、どうぞお立ち寄りください♪
【日程の訂正】次回の「ワークショップクラブ」について
「ワークショップクラブ」の日程が変更になりましたのでお知らせします。
お間違えのないよう よろしくお願いいたします。
【10月のワークショップクラブ】
10月18日(金)→10月25日(金)16:30~17:45@清心幼稚園
参加対象:小学生はだれでもOK!
【11月のワークショップクラブ】 (NEW!!)
10月28日(月)13:00~16:00(県民の日)@前橋ワークス
内容:「ひみつのさんぽかいぎ だい2だん」
参加対象:小学生はだれでもOK!
*中島くんが11月に不在のため、10月に行います。
【今月のワークショップ(9/22)】あつまれー!しょうがくせい!(Seishin×Nakajima)
9月の「ワークショップクラブ」では、こんなことします!!
しょうがくせいであれば、だれでも さんかできます。
もうしこみ、まってます!
こちらをよくみて、メールかファックスで、もうしこんでね!
※10月のワークショップは、10月18日(金)の夕方です※
【小学生募集】「夏の終わりのオープンアトリエ」開催(Seishin×Nakajima)
8月21日(水)13時~17時の間、アトリエを開放します。
夏休みの工作の宿題の追い込みや、最後の思い出作りにぜひご利用下さい!
課題を持ち込んで頂ければ、中島佑太によるアドバイスやサポートがあります。
また、自由課題として、スペシャルワークショップコースもあります!
《夏の終わりのオープンアトリエ!》
[Aコース|学校の宿題コース]
学校の工作の宿題(ポスターや貯金箱など)をお持ち込み下さい。
中島佑太と金野睦美によるアドバイスや制作サポートを受けることができます。
[Bコース|ナカジーワークショップコース]
いつもよりちょっと難しいワークショップに挑戦してファッションデザイナーになろう!
アーティスト中島佑太と楽しみながら苦しむコースです(痛みなどはありません)。
[おまけコース|コンピースペシャルコース]
コンピーこと金野先生が夏の終わりを彩る特別なコースを企画しています!
※Bコース、おまけコースのみ、別途材料費(300円程度を予定)を頂きます。
日程=8月21日[水] 13時00分~17時00分
会場=清心幼稚園(前橋市大手町3-1-21)
対象=小学生ならだれでも!(卒園生でなくても参加できます。)
参加費=1,000円
材料費=300円程度(B・Cコースのみ)
持ち物=
・Aコースの方は、材料と道具をご自分でご用意下さい。
・汚れても良い服装でお越し下さい。
・飲み物や暑さ対策をご用意下さい。
・開放時間内であれば、入退場は自由です。お好きな時間にお越し下さい。
但し、どれだけ参加しても料金は変わりません。
[参加に関するお問合/お申込]
電話:027-231-2415(清心幼稚園)
〇 プロフィール
中島 佑太 (なかじま ゆうた)現代芸術家|アーティスト
1985年群馬県前橋市生まれ、2008年東京芸術大学美術学部先端芸術表現科卒業。
様々な想像やアイデアを生み出す状況を設定し、
そのアイデアを形にするワークショップを手法に活動している。
ワークショップレポート(2013年3月)
みなさんは作曲ってしたことあるでしょうか?
多くの人は「ない。」と答えるかもしれません。
いわゆる作曲家のように、楽譜に音符を書き込んでいく、
そういう作曲は なかなかしたことはないかもしれません。
でも、何気ない瞬間に、適当な鼻歌を口ずさんだりしていませんか?
また、既存のうたの歌詞を作り替えて歌う「替え歌」なら、
したことある方が多いのではないでしょうか?
それらはもう、立派な作曲と言えるのではないでしょうか?
幼稚園でも、子どもたちがオリジナルのうたを作って歌っている姿を
たまに見かけます(うんちのうたが多い気がするのは気のせい?)。
3月3日日曜日、ひな祭りの日です。
今月のワークショップクラブ(略して「こんわく」)では、初めての
ゲストアーティストをお迎えしてのワークショップでした!
来てくれたのは、東京芸術大学大学院の首藤健太郎くんと處美野さん。
首藤くんは作曲を、處さんは音について、それぞれ研究しています。
この日は、子どもたちのためにわざわざ東京から足を運んで頂き、
《替えるのうた》という輪唱曲をつくるワークショップを開催しました!
作曲のプロがやってきて、作曲をするワークショップなんて、
なんだかハードルが高いように感じます。
でもこのワークショップは、「芸術家の”家”の字は、家でもできる!の”家”」を
キャッチフレーズに、誰でもできるインスタントな作曲法で輪唱曲を作ります。
まず練習として、1小節のうたを作ってみました。
出来上がったうたのタイトルは『かけっこ きらい じきゅうそう』です。
みんなの本音なのかな?
次に、同じやり方を繰り返して、8小節のうたを作ります。
今度はただ作るだけではなく、輪唱で重なる部分の
ハーモニーを考えなければいけません!ここがちょっと難しい。
けれど最初は遠慮しがちだった子どもたちも、
だんだんとエンジンがかかってきて、難しさなんてもう忘れてしまったかのように、
トントン拍子で曲作りは進んでいきます。
そうして出来上がったうたが『あしたのきゅうしょく』です!
小学生らしく給食を歌ったうたが出来上がりました。
歌詞と楽譜の写真を載せておきますので、ぜひ歌ってみて下さいね!
************************************************************************
練習曲《かけっこ きらい じきゅうそう》
作詞:今月のワークショップクラブ
作曲:今月のワークショップクラブ
1. かけっこ きらい じきゅうそう
************************************************************************
輪唱曲《あしたのきゅうしょく》
作詞:今月のワークショップクラブ
作曲:今月のワークショップクラブ
1. だいすき スパゲッティー トマトナポリタン!
あしたの きゅうしょく
いちごアイス ちょう うまーい♡
あたま痛い 風邪 ひいた
************************************************************************
【幼児編】(小学生編の前の一コマ)
幼稚園の子どもたちとも遊んだよ!
いつも通ってる道
・・・つづき
ダイニング・ベンさんに、
「白いご飯だけを持った子どもたちがいるんだけど…」
と,相談すると、快くおかずだけを作ってくれました。
みんな大好き唐揚げにソーセージ、上州のB級グルメ焼きそば!
野菜サラダとデザートまで…!ベンさんごちそうさまです!
食後に連想ゲームを(他のお客さんに迷惑にならないように、筆談形式で)楽しんでから、
ベンさんにお礼を言って出発です。
ベンさんを出て北に進むと、大きなカニがいました。
大きなカニを寝っ転がりながらスケッチしつつ、
さらに進むと、グラフィティーと呼ばれる壁の落書きを発見!
まちの落書きをみんなでスケッチするのっておもしろい……!
あまりの寒さを前にすると、大人は建物に入りたくなります。
しかし、子どもは公園で遊んで暖まろうとします。
カニの近くに、バスケットゴールのあるアスファルトの広場を見つけました。
僕には寒さしかないように見えましたが、
子どもたちには天板のないステージがジャングルジムに、空き缶はサッカーボールに。
想像力さえあれば、何でもないものが楽しいものに変わってしまいます。
想像力って忍術みたいだ。寒さも暖かさに変わるかな。ニンニン。
いつも街中を通って学校に通っている子が参加者の中にいました。
「いつも通ってる道が違って見える!」と言ってくれました。
そうそう、アートって、作品を見たり聞いたりして感動するだけじゃなくて、
その時感じた事や考えた事が、普段の生活の中で「ふわっ」と思い起こされて、
いつも見ているものがほんの少し違って見えてきたりすることなんだと思うんです。
想像力は、いつも通ってる道も、いつもとは違った道のように変えてくれます。
ただのレシートを持ってまちに出て、帰ってきたらそれぞれ違う巻物になっていました。
そこには確かに、いつもとは違って見える道が描かれています。
「ひみつのさんぽかいぎ」のひみつを公開します!午前編
「なにをつくるかはひみつです!」なんて書かれたチラシを見て、
12人の子どもたちがリュックに白いご飯を持って集まってきました。
今日はワークショップクラブ3回目。
題して〈ひみつのさんぽかいぎ〉です!
実は今回のワークショップは、タイトルが最初に決まりました。
タイトルを決めて、チラシを作った時には、本当に内容が決まっていませんでした。
つまり今回のワークショップは、タイトルに合わせて考えられた内容ということになります。
まず最初に決まった内容は、お昼ご飯のおかずでした。
スズランのデパ地下で匂いを嗅ぎながら食べる、なんていう噂も幼稚園に流れましたが、
商店街にあるダイニング・ベンさんにおかずだけ用意してもらえることになりました。
いつもお世話になっております。
次に肝心のなにを作るのか!
「ひみつのさんぽかいぎ」という名前から僕が連想したのは「巻物」でした。
「おとのさまがさんぽしながら決めたひみつ文書をはこぶ忍者」なんていう設定を
イメージしながら内容を決めていきました。そうしてできたワークショップが、
レジ用ロール紙に筆ペンを使って、さんぽしながら見たものの絵や感じたことを
ことばして書き込んでいく巻物〈歩記(あるき)〉をつくるワークショップでした。
さんぽに出発する前に、筆ペンの使い方を学びます。
筆を縦にして描くとどんな線が描けるかな?
筆を横にして描くとどんな線が描けるかな?
と、やっているうちにあら不思議、まちの地図みたいに見えてきて、
そのまちを歩いている自分たちまで登場しました。じゃあさっそくまちに出てみよう!
と、意気込んで外へ飛び出したものの、今日は風が強くてとても寒い……。
そんな寒空の下、和菓子屋さんで試食させてもらったり(みんな遠慮なさすぎ!)、
幼稚園の子にばったり会ったり、先生の車とすれ違ったり、右に曲がってみたり、
銅像の下に座ってみたりしながら、
見たものや感じたことを〈歩記〉に書き込んでいきます。
というところであまりの寒さに耐えきれなくなったこともあり、
ダイニング・ベンに駆け込み…午前の部は終了しました。
・・・・続く。
目に見えないものってなんだろう?
中島佑太です。
日々成長する子どもたち。力もどんどんついて来ました。
戦いごっこなのか、なかじはいつも殴られ蹴られ。
最近ちょっといたいです。 今日は血が出たよ。
さて、もう少し力が強い 小学生のお兄さんお姉さんたちとの
ワークショップクラブのお話 その2。
新年らしく昔懐かしい(?) あぶり出しを使って
『目に見えないもの』を あぶり出すワークショップを行いました。
「自分の目では見えないものって何があるかな?」
と聞いてみると~?
「おばけ!」「風!」「放射能!」「自分の顔!」「おなら!」「ガラス!」「白滝!」
なるほど。
中には違和感のある答えもあるけれども、
子どもたちの自由な答えはいつもおもしろい。
アートには、正解も不正解も、特にないのです。
さて、これらの中から、〈自分の顔〉〈おなら〉〈おばけ〉の3つをテーマに選び、
お酢とレモンを絞って作った透明で酸っぱい絵の具を使って画用紙に描いていきました。
絵の具が透明なので、みんなが何を描いているかは見えません!
みんなには見えているの??
透明な絵の具で描いた画用紙は乾かすと真っ白になり、
誰が描いたどんな絵なのか分からなくなってしまいます。
誰のか分からない真っ白な画用紙を火であぶってみると、
透明な絵の具で描いた部分が焦げて、見えなかったものが浮かびあがります。
焦げを通り越して、紙が燃えてしまう事件も発生!!
危うく園舎が目に見えなくなるところでした。
あぶり出しは、家でも簡単にできますので、ぜひやってみて下さい。
電気ストーブなどでもあぶり出せますよ!