みなさんは作曲ってしたことあるでしょうか?
多くの人は「ない。」と答えるかもしれません。
いわゆる作曲家のように、楽譜に音符を書き込んでいく、
そういう作曲は なかなかしたことはないかもしれません。
でも、何気ない瞬間に、適当な鼻歌を口ずさんだりしていませんか?
また、既存のうたの歌詞を作り替えて歌う「替え歌」なら、
したことある方が多いのではないでしょうか?
それらはもう、立派な作曲と言えるのではないでしょうか?
幼稚園でも、子どもたちがオリジナルのうたを作って歌っている姿を
たまに見かけます(うんちのうたが多い気がするのは気のせい?)。
3月3日日曜日、ひな祭りの日です。
今月のワークショップクラブ(略して「こんわく」)では、初めての
ゲストアーティストをお迎えしてのワークショップでした!
来てくれたのは、東京芸術大学大学院の首藤健太郎くんと處美野さん。
首藤くんは作曲を、處さんは音について、それぞれ研究しています。
この日は、子どもたちのためにわざわざ東京から足を運んで頂き、
《替えるのうた》という輪唱曲をつくるワークショップを開催しました!
作曲のプロがやってきて、作曲をするワークショップなんて、
なんだかハードルが高いように感じます。
でもこのワークショップは、「芸術家の”家”の字は、家でもできる!の”家”」を
キャッチフレーズに、誰でもできるインスタントな作曲法で輪唱曲を作ります。
まず練習として、1小節のうたを作ってみました。
出来上がったうたのタイトルは『かけっこ きらい じきゅうそう』です。
みんなの本音なのかな?
次に、同じやり方を繰り返して、8小節のうたを作ります。
今度はただ作るだけではなく、輪唱で重なる部分の
ハーモニーを考えなければいけません!ここがちょっと難しい。
けれど最初は遠慮しがちだった子どもたちも、
だんだんとエンジンがかかってきて、難しさなんてもう忘れてしまったかのように、
トントン拍子で曲作りは進んでいきます。
そうして出来上がったうたが『あしたのきゅうしょく』です!
小学生らしく給食を歌ったうたが出来上がりました。
歌詞と楽譜の写真を載せておきますので、ぜひ歌ってみて下さいね!
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練習曲《かけっこ きらい じきゅうそう》
作詞:今月のワークショップクラブ
作曲:今月のワークショップクラブ
1. かけっこ きらい じきゅうそう
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輪唱曲《あしたのきゅうしょく》
作詞:今月のワークショップクラブ
作曲:今月のワークショップクラブ
1. だいすき スパゲッティー トマトナポリタン!
あしたの きゅうしょく
いちごアイス ちょう うまーい♡
あたま痛い 風邪 ひいた
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【幼児編】(小学生編の前の一コマ)
幼稚園の子どもたちとも遊んだよ!