【年長】「まちたんけん②」けんちょうへいく。

先週に引き続き、「まちたんけん」へ。
「けやきウォーク」まではたどり着けなかったので、
今日はどうしても目的地まで行きたい!
子どもたちからそんな思いがいっぱい伝わってくる中、
県庁まで探検です。32階の展望フロアーまで行くと・・・
「ようちえんがみえるー!」
「アレ、しょくじゅ(植樹)のこうえんじゃない?」 「ほんとだー」
「あッ、でんしゃだー!」 「えーッ??」 
「どこどこ?」「あそこーッ」 「みえたー!!」
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「りょうもうせんだ!」 「まえばしえきだ!」
この日の天気はあいにくの薄曇り。視界もさえません。
でも、子どもたちの眼には関係がなかったようです。
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さて、どのくらい こうしていたでしょうか。
「時を経つのも忘れて」とは、こういうことなんだろな。

【年長】「まちたんけん」へ

子どもに「町」って知ってるか聞いたところ、「けやきウォーク」という声が一番多かった。
どこにあるのかも分かっているらしい。 そこで、行き先は「けやきウォーク」に!
明日はバラ園。その次は県庁に行きたいのだそう。 いろいろ知ってるなァ・・・
さあ、しゅっぱつ!!
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子どもの記憶する道を 聞きながら、歩いていくと・・・
んー、ここはどこー??
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おッ! 川にたどり着いたみたい。
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しばし、休憩。
すると、ちょうど 幼稚園へもどる時間になりました。
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幼児A 「まだ、ついてないよー!」 (たしかに)
幼児B 「地図ないの??」 (そう、もってないんだ。でも、その気づきがいいよね!)
納得いかない様子が あちこちに見えます。
どうやら、思っていた方向と 逆に向かって歩いてきたようです。
保育者 「今度は地図を持ってこよ!」
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ちょっと 遠回りをしているのかもしれません。
保育者が最初から道案内をしたり、地図を用意すれば、
こうした展開にもならないでしょう。
でも、子ども自身のこうした気づきが、
納得ある次の活動へとつながっていくのだと思います。
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大学生のおにいさん、おねえさんたちが遊びに来ています。

群馬大学の茂木先生や郡司先生と幼稚園とで協同研究を行っています。
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これは、教員を目指す学生さんたちが、子どもと遊びながら活動内容を考えたり、
子どものことを考えたりしたことを実践している場面です。
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学生にとっても子どもにとっても、遊びの中で学びあいが生まれるといいな、
と思っています。

【年長】「しょくじゅ(植樹)@前橋公園」にいったよ!

幼稚園のお隣、いつも遊んでいる前橋公園で 植樹のイベントがありました。
お手伝いに行ったのは、年長組さんです。
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このイベントは、群馬県各地を回って今年が38回目。
群馬トヨペットさんが継続している グリーンキャンペーンの一環だそうです。
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前橋の山本市長さんやミスユニバースの方もいらして、歓迎ムードが高まる中、
最初の出番が・・・ なんと、清心幼稚園の子どもたち!
オープニングセレモニーを任されたのです。
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こちらは特設のテント控室。 そろそろ、始まりそうです。
今回も山賀ざくろさん石坂亥士(神楽太鼓奏者)さんとのコラボレーション。
お二人とは、「アーツ前橋内覧会」でも一緒に遊んだ仲間です!
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アッ、子どもたちが 公園の丘の陰から次つぎと 飛び出してきました!
それぞれが「しょくじゅ」をイメージした虫や花、葉っぱ ・・・etc. になって登場です。
何になっているのかな? みなさんわかりますかー。
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打楽器の音に合わせて、止まったり走ったり、広がったり即興的なパフォーマンスです。
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途中、「スーツを着ている人にタッチしてこよう!」というアドリブも(笑)。
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市長さんも子どもと握手♪ 
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最後は「しょくじゅ(植樹)」のポーズ!
「楽しいオープニングをありがとう!」って
ご覧になっていた方からも感想をいただきました☆
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【年中】園庭の山の上に② (山との対話)

年中になって2か月が過ぎました。
以前から山で遊ぶことが好きだった子どもたち。
「園庭の山の上に(2013/02)」の子どもの様子)
さて、最近はどんなふうに遊んでいるでしょうか?
ちょっと 時間を追いながら 見てみましょう。
【4月12日】
いろいろなところを掘ってみる。
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【4月22日】
フラフープを転がしてみたりする。
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【4月30日】
ちょうどカラダに合うように掘って座ってみる。
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【5月2日】
水をかけてみる。
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【5月14日】
新しい遊びがはじまる(こういうところがおもしろい!)。
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(「すべるケーキや」さんだそう!)
【5月18日】
土の中の虫をほってさがしてみる。
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こうしてみてみると、子どもはホントに面白いですね!!
「山」というちょっとした場なのに、これほどにもいろいろな遊びが
起きていることに驚かされます。
子どもたちはより多くのことを発見し、工夫し、楽しそうなことを
生み出していく存在である、ということもよ~く見えてきますね。
清心幼稚園は、そんなクリエイティブな発想を生み出すエネルギーで
もっともっといっぱいにしていきたいナ、と思っています。
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【おまけ①】
<今回の子どもたちをみて気付いたこと>
1.遊び方が多様だ!
  ・面白そうな遊びが次々と生まれている
  ・ひとつの遊びを試行錯誤しながら、継続している
2.道具も多様だ!
  ・シャベル、フラフープ、ベンチ、ジョウロ、水、砂、
   カップ、図鑑、手足、カゴ・・・etc.
3.子ども同士のかかわりも多様だ!
  ・「遊びのイメージ」を共有しようと、身振りや言葉で
  頻繁にやりとりをする
  ・やりとりの中で折り合いをつけあう姿が見られる
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【おまけ②】
<こういった遊びの環境として、大切だなと感じること>
1.遊び方・発想の自由さが保障されている
2.じっくり、たっぷり遊べる時間が保障されている
3.おもしろそう!と、保育者がともに感じている(だから写真の記録が残る)
4.保育者が子どもの姿の変化をよくみて記録している
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【年少】「ぬるあつ」ごっこ@前橋公園。

子どもA 「あついのもってきたよー」
子どもB 「わたしもあついのもってきたよー」
子どもB 「ぬるいのもってきたー」
子どもA 「これは、またあついのだよ」
そう言って、砂を持ってきては、重ねていきます。
日陰の砂はぬるくて、日なたの砂は熱くなっているらしいのです。
それを2人で交互につづけ、ミルフィーユケーキのような山になっていきました。
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そこへCくんがやってきました。
子どもC 「なにやってるの?」
子どもB 「ぬるいのとね、あついのやってるのー」
子どもA 「ぬるあつだよー」 
子どもC 「・・・ふ~ん」
子どもA 「やる?」
子どもC 「いい。みてる・・・」
さらにDくんやEちゃんも入ってきて、かかわる人が増えていきました。
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「さいごにね、こうやってね、これをのせるの」と、石を埋め込んでいました。
自然発生的なこういう遊びっておもしろいなぁ、といつも思います。
次第に何かの形になって、遊びの名前が生まれます。
それを近くで見ていた子が、真似を始めて参加したり、
言葉を通じたコミュニケーションも起きたりします。
全く新しいイメージも「遊び」を通じて図られているのだと、
つい、大人の解釈を入れながら見てしまいます(苦笑)。
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