群馬県安中市にある いそべこども園では、毎年冬になると、
毎日七輪を出して楽しんでいると、聞きました。
カルメ焼き作りのほか、いろいろなものを焼いて食べるのだそう。
日常の保育生活に、火があるなんて、おもしろいですね。
そしてなんと! 使う炭を園で作っているんですって。
七輪保育もおもしろいけど、炭窯保育もおもしろそう。
そこで、その炭窯を見せてもらいに行きました。
炭をつくるとき、子どもたちもそこに何かを入れるそうです。
すると・・・ こんな炭たちのできあがり!
ブロッコリーに、ピーナッツ、レンコンたちがぁぁぁッ、
こんな姿になるなんて!
吉田園長先生と吉田副園長先生に、いろいろ教えてもらいました。
とても気さくな方で、「子どもたちを連れて遊びにいらっしゃい」と、
お誘いもいただきました。どうもありがとうございます!
こういう経験ができる園生活っていいですね!
ぜひまた遊びに行きたいと思います。
カテゴリー: こども(あそびの様子)
あんずの花の誘い。
あんずの花の香りが漂うようになってから、ここに子どもたちが
やってきて、遊ぶ機会が増えているように感じます。
(気のせいかな? よく登ったり、ぶら下がったりしているね!)
そして、今日は、タイヤをくくりつけてこんな風に・・・
あんずの枝の強度は、あまり期待できないから
もしかしたら、ケガの心配もありますね。
でも、マットとか敷いているから、
その辺、想像しているのかな・・・
そうしたケアの視点もいれつつ、
大胆に遊びたいものですね。
3学期の保育は今日までです。
4月になったら、年長児になる年中さんたち。
保育室も1階から2階に変わるので、ちょっと見に行ってみました。
すると・・・
「テラスがちがうー!」(これからはベランダ仕様になります)
「ほんがちがうー!」 「ピアノがちがうー!」 「トイレがちがうー!」
だんだん「まちがいさがしゲーム」のようになっていって・・・
「それ、ちがくないし!!」とか、「めっちゃちがうとこ さがしてやる!!」とか、
(見ていると笑ってしまうのですが)ちょっとエスカレート気味に・・・
でも、こうした「やりとり」って(違いが合っているとか、そういうことじゃなくて)、
「(やりとりしあえる)仲間関係が育っている」ということなんでしょうね。
彼らを見ていて、この1年の育ちを、また実感したのでした。
4月が待ち遠しいです!
【年中】「にんぎょうげきやるからきて~」
そんなふれこみが、あったのでいってみると・・・
こんな感じになっていました!かわいい!!
でも、この姿の前には、昨日と今日にかけて、
何人かが入ったり、出たり、また、子ども同士の
試行錯誤やぶつかり合いもありました。
そうしたプロセスも含めて、子どもたちの遊び(育ち)に
なっていくのだなぁと思います。
【年少】せんろ、ない!
先週、年長さんや年中さんと遊んだ電車ごっこ。
今日も続きで遊ぼうとした年少児の数人が・・・
幼稚園の中をぐるっと回って、
「せんろ、な~い!」
そうなのです。
年長児が 卒業式を前に 線路を外して いきました。
何人もの保育者に、「せんろ、どこ? しってる?」と
聞いて回る 年少児たち。そして・・・
保育者:「せんろ、つくっちゃえばいいんじゃない?」
年少A&B:「・・・・。」
保育者:「ざいりょうとかさがして、ね」
年少A:「そっか、つくろっか?」
年少B:「つくろ、つくろ!」
そして、線路や駅をつくり始めて、遊んでいたのですが・・・。
しばらくすると、そこに子どもの姿は ありませんでした。
(この時期、あちこち遊びが移っていくのも よくあります)
でも、フラフープを電車に見立てて、走る様子に、
年長児たちが遺した 遊びの文化が 垣間見えました。
【研修報告】「ワークショップと学びとその後」
昨日、表題の研究報告会が、青山学院大学でありました。
(主催:アンラーニングワークショップ研究会)
2012年発刊の「ワークショップと学び(全3巻)」(東京大学出版会)を
執筆された先生方を中心に、講演や実践報告が行われました。
その中で、佐伯胖先生が、学校でも、社会でも、
「なんでも『こうすれば、こうなる』をやめて、
『子どもの中に驚く』ことが大切」と、話されていました。
幼児教育はもちろん、学校や、社会がそういう視点で
子どもや児童を見るようになったら、きっと、
私たちの学び方や、考え方、教え方も変わるでしょう。
ちなみに、最近の佐伯先生は、学生たちに、
“教えないことを 教えている” そうです。
なるほど~。
119回目の卒業生をおくることができました。
本日、幼稚園生活を修了し、年長さんたちが 旅立ちました。
いろいろなこと、ぜんぶ経験になっているよ。
みんなには、たくさん驚かされました!
だから、毎日の生活が楽しくなったし、
あなたたち同士で、育ち合っていたと思います。
私たちにも、たくさんの学びがありました。
どうも、ありがとう! また遊びに来てね。
【年少⇒年長】「おーい!」
(年少さんの帰り際、2階の年長さんを 大声で呼んでいたよ)
「あそんでくれて ありがとうー!」
年長さん、その声に気付いて、ベランダへ!
「こちらこそー!」「げんきでねー!」「ばいばーい」
お互いの声が 飛び交います。
明日は卒業式。年少さんと年長さんが 会えるのは 今日までです。
胸がキュッと 熱くなりました。
子どもたちに、ざくろさん流のメッセージ♪
この1年間、子どもたちと過ごしてきた、山賀ざくろさん(ダンサー)。
「アーツ前橋プレイベント」の出演に 子どもたちを 誘ってくれたり、
園で一緒に 遊んできたりしました(今日は流し風!?)。
そんなざくろさん。年長さんと過ごすのも あとわずか・・・
そして、卒園生に贈る歌 「春風にのって」を 作ったそうです。
どんなふうに 聞こえた(届いた)のかな。
保育後の光景・・・
この痕跡に思わず、微笑む。
冷めやらぬ空気感。きっと明日も続くだろう。
まだ、ほかほか 湯気が立っている。