【年長】子どもの姿を見ていて・・・ふと。

さくらんぼの木に、白い花がつきはじめました。
毎年、あんず⇒サクラ⇒さくらんぼ・・・と、順番に咲いていきます。
あれ・・・・、画面の左の方、年長児たちが何かしていますね。
なるほど。 園庭の傾斜を利用して上流から水を流しているようです。
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「はやくしてー!みず、いっちゃうよー!」
「きた!きた!きた!」
「もう、ながれちゃうよ!あーッ!」
だんだんと水がたまり・・・、今にも流れ出そう。
それを見ながら、壁(堤防)を作って、防いでいます。
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しばらくして・・・
「もう、ながそう!」という声があがりました。すると、
(うんうん、そうだな。 もう、そろそろだよな・・・)
(おー、それを、まってたんだよ!)
(うひゃー、どうなるんだ!?)
さっきまで、ダムだなんだ言っていたのに、
一瞬でそんな雰囲気に変わりました。
ワクワクした目で、水の先端に集まってくると、
「それッ!」 何人かが壁を壊します。
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水が勢いよく流れるのを見て、笑顔が弾けました!
「やってやったぜ!」という感じも漂います。
子どもたちは、遊びの文脈が急に変わっても、次の楽しみを想像して、
新たな楽しみ(目的)を見つけていくんですねー。
これは、私たち大人の世界にも通じることかもしれないですね。
子どものやる仕事が「遊び」なら、大人のやることだって・・・・