大学生たちとワークショップ。

昨年に続き、お引き受けしている教育学部の講義に、
ゲスト講師としてなかじ(現代アーティスト)を迎えて
ワークショップをしました。
近ごろは、いろいろなアーティストが学校の
授業に入ってきていますし、このような
アクティブラーニングは旬なスタイルでもあります。
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(「ルール」を守って正しく遊ぶ」をやっている最中)
未来の幼稚園や小学校の教員になる学生さんたち。
ぜひ子どもたちの将来を一緒に考えたいもの!
いろいろに学んで、それぞれの現場で
返してもらえたら嬉しいですね。

(下見)あかぎやまへ

本日、遠足の下見で赤城山へ行ってきました。
園外で保育するときの下見は欠かせません。
普段よく町の中に子どもたちが行くことがありますが、
そのときも毎回下見をしています。
町の中の下見であれば、交通事故の危険予測や、
行き先となりそうな商店のオーナーとの打ち合わせ、
どの道を歩くだろう?…といった想定があります。
一方、山登りとなると、だいぶ勝手が変わりますね。
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実際に歩く登山道と、クラスの子どもたちの歩く姿を重ねて
期待される道かどうかを想像したり、保育者が何人くらい
必要かを考えてみたり、トイレの状況をチェックしたりします。
その結果、毎年微調整しながら、計画を立てます。
それと、もう一つ。大きな違いがありまして、
それは自分自身と山との対話(もはや一人格闘技です)
同じ山なのに、なぜか、毎年大変になっていく・・・
自分の身体が維持されていないことを痛感し、
それは、下見を通して今年も本番が行けそうかどうか…
そんな判断をする日でもあるのです。

【見学&お祝い】ちぐさこども園(沼田市)へ行ってきました。

今年から園舎が新しくなった「ちぐさこども園」さん。
本日、竣工記念パーティーがありました。
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(こちらは、別日に訪れた際の写真です)
天井のつくりもおもしろいし、空間も豊か!
仙田満環境デザインの設計施工管理なだけに、
とても遊びが大事にされたデザイン。
建物が変わると、保育が変わる。
逆に言うと、保育を変えたくて建物を変える。
どちらにしても、「変わる」っておもしろい。
なかなか大変だけど、きっと「おもしろくなる」。
沼田でどこかお探しなら、ちぐさこども園さんも
一度訪れてみてください。

【5歳児】朝、集まって相談することになりつつある。

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朝、夏野菜を何にするか?の相談をしたり、
朝、畑にいって植わっているジャガイモを視診したり、
実際に畑に行ってみて、テントウムシ
(結局それはテントウムシダマシ!)を見つけて、
「これは葉っぱを食べるよくない虫だ!」と発見したり・・・
ひとまず、朝に、相談したり、やることを決めたりすることを
子どもたちが決めたので(9:30に集まるらしい)、このところ
そんな姿が見られています。
5歳児の話し合いはまだ成り立たないことが多いですが、
来年の冬くらいに向けて、自分の考えや思いを伝えたり、
相手のことを聞いたり受け入れたり、話を展開させたり、
そんな状況になっていくことを見越して今から少しずつ機会を
設けていくことが大事なのかなと思っています。

【4歳児】「カゴ(竹細工)をつくりたい」という。

タケノコを掘って茹でて食べることに
楽しみを覚えた4歳児たち。
こんどは・・・
絵本にあった竹カゴの画をみたことを動機に
「コレをつりたい」と。
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「竹を切る」ことが広まって、
こんな感じで遊ぶことが同時に始まって…
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…結局、こっちの遊びに引っ張られていきました。
竹を切るのは大変だったし、その一方でこんなふうに
遊びに変わっていくのも、まあそういうものでしょう。

【2歳児】ここに子どもは何人?

階段下のせまーいスペースは子どもたちにとって
居心地のいいところのようです。
ちょっと、こそこそしたり、おうちごっこになったり、
ここに入ると、せまい中の共有感も生まれて、
ひと味違う遊びの感覚が持てるのかもしれません。
そんな場所にこの4月から幼稚園園舎で過ごし始めた
2歳児たちがソフト積み木で遊んでいました。
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そこは、もう子どもも、保育者もいっしょになって。
子どもはもちろんだけど、その中のなおちゃん(保育者)も
かわいい。

【2017年度プレ清心の申込みについて】

5月13日(金)より、2017年度入園向けのプレ清心の
募集要項を配布します。
また同時に申込みの受付も開始いたします。
どうぞお早めにお越しください。お待ちしています。
【2017年度プレ清心の募集について】
■募集人数:10名(定員になり次第受付終了)
■募集対象:2017年4月時に2歳のお子さま
■受付開始:2016年5月17日(金)
■条件:満3歳児保育に編入します。次のことにご注意ください
 ・年少時から3年間通われる方に限ります
 ・空きがない場合は編入園時期が遅くなることがあります
■選考等:選考はありませんが、次のことを了解ください
 ・本園の保育理念に共感し、対話を重視する保育に協力してください
 ・幼児資料をもとに質問させていただくことがあります
■手続き:申込書、入園願書、幼児資料を提出してください
※詳しくは募集要項等でご確認ください
問合せ先:027-231-2415 (清心幼稚園)
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長らくお待たせしまして、大変申し訳ありませんでした。
5月13日は、幼稚園開放日にもなっておりますので、
あわせてお出かけください。

【第69回保育学会2016】「保育の質」を高める実践研究はどこへ

「保育の量」が足りないという一方、
「保育の質の最低限の部分」と、
「本当の意味での保育の質の向上」は、
どちらも切り離さずに考えたいもの。
保育が足りないと言って、急な拡大のしわ寄せで
命がなくなる現場では困ります。
しかし、そうした現状が国内で起きています。
それでは、もちろんいけないのですが、
「保育の質」に関する研究は、実践も絡んで
より多面的になってきたと感じます。
ただそれらは、〇〇式のように分かりやすい
早期的な教育ではないので、
評価や手ごたえが見えにくいです。
(ちなみに本園は、たとえば、カードを瞬時にめくって
記憶させる〇〇式や、高い跳び箱を飛ぶ等の〇〇式に
現時点で共感していません。そういう塾等も同様です)
だからこそ、エビデンスをもとにした地に足のついた
実践研究が必要ですし重ねていきたいと思っています。
園とご家庭で保育(教育)の方針が異なりますと、
対話が起こりにくくなりますので、これから
何かを選択されるようでありましたら、よくよく
お考えくださっていただけたらと思います。
(もし、早期教育や〇〇式等に関心がおありで、
そういったご家庭の教育方針があるようでしたら、
そうしたメソッドを導入している園もあります)
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(今回の保育学会より@東京学芸大学)

「せなかにくっつける」(今月のワークショップ29)

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<せなかにくっつける>
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「今月のワークショップ」、りゃくして「こんわく」
次回は29回目になります。
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こんわく!は清心幼稚園で毎月行っている
子ども向けのワークショップです。
困惑しながら今月もわくわくするワークショップシリーズです。
小学生くらいから参加できます。
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■タイトル せなかにくっつける
■にちじ 2016年5月14日[土] 13:00~17:00
■たいしょう せなかがどこかものたりない人(小学生以上)
■もちもの せなか、すいとう、おやつ(こうかんしやすいもの) 
■さんかひ 1,500円(材料費、おやつ代、保険代を含む)
■ばしょ 清心幼稚園(前橋市大手町3-1-21)
■もうしこみ FAX=027-233-0114
■メール=info@seishin-gakuen.jp(清心幼稚園)
■企画 中島 佑太(なかじま ゆうた・アーティスト)