この日のドミノ②

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いや・・・ちょっとまって・・・これは・・・ドミノだろうか・・・
あのときの年長児たちを横目に見ていた、
年中児と2歳児による、別の遊びかもしれない・・・
いや、やっぱり、ドミノかもしれない・・・

【年長】シンプルな遊び。

ゴムと割り箸、それに的さえあれば、すぐにできる遊び。
的あてゲーム、それとも射的というのかな。
ところが、この遊びは、競技性もあって、
シンプルなのに奥が深いようだ。
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まず、ゴムの太さや長さ、強さが違っている。
(園にあるゴムは製造メーカーが複数)
だから、道具(割り箸)も、それぞれが工夫して作ることになる。
そうなると、使い方や飛ばし方が違ってくる。
ときには、隣の技をこっそりと取り入れることだってある。
だって何より、誰より、一番に、あの的に当てたい!のだ。
そして、いろいろな保育者に、「いいゴムない?」と聞いて回り、
偶然、手に入れられることもあれば、収穫がないこともある。
そんなことで、1日や2日でこの遊びは終わらず、
続いている。

豆まき用の豆さがしへ。

4歳児と3歳児の何人かが、豆まき用の豆を探しに、
出かけました。
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(「ここ、なんだろうーねー」とか見上げつつ・・・)
全員で行かないのは、鬼になりたい!と、変装や道具を
鬼ルーム(通称)で作っている子もいるし、
豆の必要感がそこまでなかった子もいたからです。
(中途半端に行くと、事故に遭う危険も高まります)
いつもの須田商店にあるかもしれないし、さらには、
八百屋さんにもあったという情報を得た一行は、
まもなく、信号機のある横断歩道を横切りかけました。
すると・・・その信号が偶然、青に変わりました。
それを見つけて「こっちだよ!」と、一人が言いました。
「そうだねー」と数人がすぐに同調。
「信号が青になる」⇒「そっちにいく」
(このあたりが、直結なようです)
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さらに、様子が変わってきて・・・
「この信号を渡ってあっちに行く!」
それ自体が目的な風に・・・
そこで、保育者がいったん整理しつつ、
改めて、これからのことを確認します。
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目的を取り戻したメンバーは、改めて須田商店を目指します!
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さっきのことがなかったかのように、足取りも早く!
行く先に向かうエネルギーが、少し強くなったみたいです。
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須田さんに会うと、早速、店内中で豆さがし・・・
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ところが、どうも、量が足らないみたい。
寒いし、お腹も減ってきたし、帰ろうか?
という話が出てきたかと思ったら・・・
「やっぱり、やおやさん、いくー!!」
そこで八百屋さんの場所をチェックしました。
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でも、地図と実際の感覚は合わないらしく、ひとまず
目印の建物(元気21)を目指して歩くことになりました。
これからどうなる⁉と、保育者たちがヤキモキし始めたころ、
「ねえ!あそこ!みてー!えががいてあるー!」と。
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このとき「ホッ」としたのは、保育者だったでしょうか・・・
子どもたちは、ヤッタゼ!といった感じでした。
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意気揚々と帰ってきたのも、きっと、ご想像いただけるでしょう。
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