(3,4,5歳児)気持ちのいい昼ごはん。

天候不順な今年の9月。
雨も多いし、天気予報もあたらない。
でも、今日みたいにハズレるのはあり!
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ちょうど火曜日で、お弁当を持ってきてたので、
前橋公園に行って食べたいと、どの学年も。
ついでに清心ピックをイメージして、ひろーい
場所で動いてみた。
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今週の土曜日が清心ピック。
やっぱり、天気が心配。

(4歳児)たくさんの箱を使う

4歳児は、清心ピックでは、昨年と同様に箱を
いっぱい使う予定で準備をすすめています。
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・・・にしても、保育室が大小さまざまな箱で
いっぱいすぎ!その数、百数十個。
当日まではまだまだ増えるとか。
これを使って、おうちの人とゲームをしたいそうです。
同じモノ(箱)でも、3歳の時はかくれんぼに使っていましたが
4歳になって、その使い方も遊び方もこんなに変わってきたんだ
そんなに育ってきてるんだ、と伝わったら嬉しいです。
ちなみに、保育室では、基地になったり、
迷路になったり、ごっこ遊びになったりしています。
何人かで使って遊びが生まれたり、積み重ねたり、
そんなところも昨年と違う姿です。

(5歳児)自由な表現を振りっぽくしてみる

日中、子どもたちと遊んだり、考えたりして過ごす。
保育後、保育者が集まって、その日を振り返り、
明日を想像する。
その往還の中、「清心ピック」という、運動会風な、
でもぜんぜん違う行事もやってくる。
そんな清心ピックまであと実質2週間もない!
でも、5歳児の演目は決まってない!
演目ありきでないことは分かっていても、
焦りがないわけじゃない!
でもプロセスを大事にしたい!って思うから、
子どもに振りを与えるんじゃなく、
身体を自由に使って自由な表現で遊んできた。
(この時間が意味をもつと思ってる)
そしたら今日、ググッと何かが動き出す、
そんな瞬間が連続的に起きた。
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自由な振りが、ちょっとずつ何かになっていく。
それを、子どもたちとふじちゃんが、
こうかな、あーかな、こうじゃないなとか言いながら
かためていってる。
その様子をほかの子たちも気にしながら、
一緒に見てる。
だいたいこんなかなーってなったら、
音楽をさがしてあててみる。
そして、こんなのどう?とかいくつかの曲を
流してみて選んでもらう。
そんな自由な振りから生まれてきた表現は、
音楽のイメージやテンポに縛られない。
合わさって演じても、かなりのびのびしてる。
ふじちゃんいわく、
「コンテンポラリーって感じのつくりですね」
ふじちゃんと私たち(子ども+保育者)の関係も
いい感じなんだろうなって思う。
(オトナは)焦っているけど、それを子どもに押し付けず、
いい時間を使いながら、その表現が振りになっていく・・・
「ねー、私たちのみてて!」「じゃあ、そのあと私たちね」
こどもたち同士が、見せ合ったりする姿が起きだした。
(保育者が)練習させて覚えさせる(仕込む)のではなく、
結果、自分たちで練習したくなるのは全く異なる。
こういう保育っていいなって手前みそに思う。

(5歳児)ふじちゃんといろいろやってみる。

体を使って、ふじちゃんといろいろやりながら
遊んでみてる(*)。
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清心ピックで子どもたちのやりたいことのひとつに
「オペレッタ」というものがある。
でも、今年はちょっと違うテイストになっていきそう。
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何が生まれるかは私たちにもわからない。
どんなにもの行き着くかには不安や心配だらけ。
なるようにしかならないのだけれど。
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(*)ふじちゃんとは
「藤田善宏(ふじたよしひろ)」さんのこと
・CAT-A-TAC主宰、コンドルズメンバー
・3年ほど前から一緒に不定期に遊んでいるダンサー
・子どもたちから「ふじちゃん」とよばれている

(4歳児)切って、はっていく。

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紙を切ったり貼ったりして、迷路を作りはじめたらしい。
「ここが とおれるところでー」
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そういえば、この紙…前にどこかで見ましたね~!
最初は保育室の暗闇に使われていたただの真っ黒の紙。
ホント!使い尽くすほどのモノとの対話の継続。
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過去にさかのぼってもよし!過去から進んできてもよし!
どうやらズーっと使い続けている!(ちょっとまとめてみた)
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未来へ…何か起こるか、何も起こらないか
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8/30 切って、はっていく(本日)
 ↑
2/15 そしてかざった
 ↑
2/10 3歳児たちから⇒ようちえんのみんなへ
 ↑
2/09 みんなにみせたい
 ↑
2/5 真っ暗にするために使っていたやつ
 ↑
1/23 保育室の壁に
 ↑
1/19 くらやみで過ごしてみる
 ↑
1/16 こんわく「くらやみをひらく」~くらやみでみる おと・あじ・におい~
(きっかけは小学生たちのワークショップの残骸から!)

作ったものをとどけに行く。

こういう「展開」って好き!
実際にここまでいろいろ起こるってホントー?
って思うけど、ヤラセはないんです!
ただ、いろいろ起きるだけでなく、それが続くことで、
きっと面白くなっていくだろうなーは想像しています。
【それまでの展開をざっと】
1.7月。今夏アーツ前橋での中島佑太(なかじ)の
 作品作りになかじ本人から誘われる。
2.7月。アーツ前橋へ行って、会場で遊ばされながら(笑)、
 あーだ、こーだ、言いつつ作品作りに参加する

3.7月。とうとう展示が始まる。初日に作品を見に行く。
 そして遊ばせてもらう。 触ったり、着たり、何やらするうち
 作品の一部が壊れてしまう(ココまではたぶん想定内)。

4.同日。なかじから、壊れないのを作ってきて!と要望。
5.同日。子どもたちがなかじの提案を「イイヨー!」と許諾。
6.8月に入り、幼稚園ではなかじの要望に応えるべく
 「人魚が着る服づくり」が日々続く。

7.そして今日。作ったものをアーツ前橋に届けにいった!
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なかじを見つけて、紙袋から出して見せてみた。
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「ちょっと着て見せてよー」となかじ。
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人魚になると、なかじが常夏ツアー(W.S.)へ連れだした。
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何やら、業務用の、バックヤードの、そこへ。
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この予定にないイイかげんさ(良い加減)がいい。
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ツアー後、なかじの作品に追加展示されました。
(つくったものが作品になった瞬間かも)

ナカジからの依頼「やぶれないのつくってきてよ」@アーツ前橋の展示から

それまでのはなし⇒「表現の森」へ一番のりしてみる
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“にんぎょが着るモノ”つくりへ。
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紙じゃないモノでと。
つぎつぎとオリジナルができあがりはじめた。
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お部屋が仕立て屋さんの工房みたいに。
かざったり、つくり置きしたり…
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…それを着て、(にんぎょに)なってみたり。
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(デザイン画)

夏のあいだ、2階はお休み…

夏休み中は園児が減り、異年齢保育となります。
保育室も1階だけで十分な広さなので、2階は休みにして
私たちが教材を準備したり、研修したりしています。
でも、いつも使っている2階だって行きたくなります。
とくに2歳や3歳の子たちにとって、その違いは
理解しづらいかもしれません。
そこで、できてきたのがコレ。
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あっちとこっちを、主に4歳児たちが分けてくれました。
これなら2歳や3歳の子たちにもきっと(!)届くでしょう。
私たちは、つい「しんにゅうきんし」 「あがれません」
「はいってはいけません」 「✕(バツ印)」…と、
絵で書いたり、貼ったりして、行動を指示しがちです。
同じ目的だから、表現にはいろいろあるはずですが。
子どもたちの考えた表現は、その場に遭遇した者の
想像に回答が委ねられるところもおもしろいです。
(「ナンナンだー!コレはー?」ってね!)