2015度、まもなく卒業する5歳児たち。
課外のアートは、これで終わりです。
そこで、幼稚園の入り口に画面をつくって
なにかやってみようかと。
いくつかの道具とやり方で、あっという間に
こんな空間に変わっていきました。
人間は活動に対する自由感を、
もともと備えているんでしょうね!
ここまでやって、「ワー時間がもうない!」
来週、追加でこの続きをすることに。
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「活動の自由感」について最近思っていることを少々。
大きくなると(特に私たちオトナは)、上記の場面でも
道具の扱い方にはじまり、ルールやきまりを教えたくなって、
活動の自由感どころか、想像の自由感や、
おもしろさの自由感を奪っちゃうことがあります。
そんなとき、やっぱり環境が大事なので、
オトナが意識して、活動の中の自由感を保障することが
多様な経験につながっていくんだろうと思います。
ちなみに、子どもの育ちに合わない塾とか行っている
子どもの姿をみて、哀しくなったご経験、ありませんか?
(私たちはときどきあります)
それまでの活動の自由感を失っていく様子が
感じられるだけではないのです。
社会のルールを知り、早期に知識を増やせば、
大人とのコミュニケーションはうまくなるけど、
子ども同士のやりとりには合わなくなります。
たとえば、計算式とか字を書くとかは子ども同士の
おうちごっこや、おにごっこには出てきません。
そして、コミュニケーションが成立しなくなると、
やりとりの機会を失うだけでなく、
園生活もおもしろくなくなっていきます。
全ての否定はしないのですが、子どもにとって、
その線引き、生活の切り分けをするのは難しいです。
(切り分けている子どもを見るのもツライですが)
同じ世代の子どもが一緒に過ごしている意味、
幼稚園という小さな社会の中で、
子ども同士の遊びの中で育って欲しいことは、
アタマの中では折り合いのつかない気持ち、
言葉では表現できない思いや願い、葛藤、表情、
体験的なやりとりから起こる学び・・・
どれも理屈じゃありません。
以前、体験的に知っていく学びでは、
身近な生活の中の、自分の必要感が大事!と、
書かかせてもらったことがあります。
これから幼児向けの塾にでも・・・とお考えの方が
いらっしゃいましたら新年度を前に再度ご検討ください。
お子さま自身がその必要感をどのくらいもっていますか?
カテゴリー: こども(あそびの様子)
【4歳児】アート(課外)
【4歳児】ハタケをつくってしまう。
園庭の南側には、ブルーベリーが植わっています。
その隣に、4歳児たちが自分たちの畑をつくっちゃったのです。
なぜなら、そこはアスレチック通具下の遊び場で、
砂や水遊び、ごっこ遊びでも使われているのです。
その「つくっちゃった畑」に植えたのは、ニンジンの種。
それは、待てども芽が出ないポットのニンジンからです。
さらに、ビニールハウスにする!と。
しかし、仮に畑が必要だとして、突然に畑ができて
困る人たちもいるのでは・・・・と思っていると、2歳児たちが
「ナニやってるん?」とゾロゾロ集まってきました。
「こっち、こないでー」
「こっちは入れないから!」
お!4歳児たちから2歳児たちに一方的なルールが。
そして、畑に侵入者が入れないようにするために、
スズランテープで囲っていきました。
ここで生活している子どもたちが、納得してシェアするなら
問題もないのでしょうが、チカラで押し切った感もあるようです。
しばらくこの“不法占拠(笑)”を見ていきたいと思います。
【4歳児】ニンジンをつくりたいと思って。
えほんをつくるチームと、かかしをつくるチームに 先日、保育室に手製のピクニックシートを広げた昼ご飯。 「ドーン こんなところに表現 展」 @広瀬川美術館。 「ピクニックごっこ、したい!」
先週、タネを買ってきて、ポットのようにして
蒔いてみた。
それを、毎日、どうかな? どうかな?って
気にしてる。
毎日、水もあげてる。
でも、芽はなかなか出ない。
まだ、寒いからかな。
それとも土が砂場の砂だからかな。
本当の理由はタネに聞いてみないと分からない。
卒業する年長さんたちに何かしてあげたいということとも
関係するらしく、そのためにもニンジンが欲しい。
私たちも、タネを見守りつつ、
子どもたちを見守るしかない。
投稿日: カテゴリー こども(あそびの様子)
【5歳児】アートの前に(課外)
もぐってみたけど。さて・・・・【5歳児】卒業制作の途中
分かれて今年は制作が進んでいます。
こちらはかかしをつくるチームですが・・・・
(やらせではありません。この煮詰まった雰囲気)
何してるの?ってちょっと、聞いてみたら、
「カカシってさ、ズボン履いてないから、
履いた方がいいでしょ!」
なるほどー
そこで、どうにか履かせようと・・・・ね【3歳児】シートのその後。
そのときに「まえばしこうえんでたべたいな」という声も
ありました。
でも、まえばしこうえん派は少なく、その声は
多くの「おへやで」といった思いを超えることは
ありませんでした。
あらためて、「まえばしこうえんで」という声に・・・
はい、もってきちゃいました!
はい、ひろげちゃいます!
はい、すわっちゃいます!
お弁当を持参する日もあると、こうして、
ピクニックランチも気軽にできていいですねー
【5歳児】いってみた。
ひなんくんれん→シューター
2階からも降りる練習をしてみた。
何かのときの備えは、やっぱり大事です。【3歳児】イメージの共有もなかなか。
「ピクニックシート、ほしい!」(⇒紙をつなげてつくりはじめ・・・)
「せかいいちおおきなシートにするー!」
「それじゃーちいさいだろー?
せかいいちは、こーーーんなにおおきいんだ」
ということで、こんなかんじに。
大きくなって、やぶれて、補修して・・・・のくりかえし。
マスキングテープもけっこう上手く使ってたりする。
そしてお昼ごはんをそこで。
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このまえの大きな作品の協同感がここにつながってる??
・・・と、思うのは保育者の勝手な想像でしょうか。