【年長】「みそしる」の材料さがしへ。

幼稚園の畑で収穫したダイコンやカブを、
「お味噌汁にしてたべたい」ということで、
「みそ」について、先日から調べています
すると・・・「みそ」のほかに「だし」が必要ということを知り、
「だし」についても、それぞれが調べてきました。
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そして、かつおぶし、こんぶ、しいたけ、にぼしなどが
必要だと分かり、商店街に探しに行きました。
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味噌漬け屋の「たむらや」さんで生の味噌探し。
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魚屋の「江原屋本店」さんには、にぼしと昆布がありました。
「削り器があるなら、コレね」と、立派な節も出してくださいました。
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鳥山海苔店」さんで、干ししいたけを発見!
店内は、海苔づくりした後の、海苔のいい香りでいっぱいでした。
海が近くにない前橋では、生きたイワシやカツオに出会うことは
少ないかもしれません。
でも、今回の「みそしるづくり」をきっかけに、私たちの
食生活や食育を改めて振り返ることができそうです。

【年少】こちらでも。

年少さんは、身近な何かを創造し、その「何かになる」ことを
楽しみながら、クリスマス祝会の準備を始めたようです。
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こちらは「イチゴ」になっている年少さんです。
見た目ではありませんよー。
心から身体から もうすべてがイチゴです。
でも、そのイチゴさんが、足先だけでなく、手袋のようなものや、
身体に巻きつけるものなどを作っていました。
「なんだとおもう?」と、話しかけてきたときは、
巻きスカートのようにした布を巻いているだけでした。
「イチゴだよ♪」と話す、そのなりきり度に、「<表現>する」
子どもの豊かな世界を改めて感じたのでした。

【年中&年長】探検したよ@前橋テルサ

今年も、クリスマス祝会を前橋テルサ(12月15日)で行います。
そこで、年中&年長さんが、どんな場所か探検してきました。
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ここは照明室。照明のレバーを少しずつ入れた年中さんたち。
ステージにいた年長さんは、その明るさに思わずびっくり!
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音響室や、幕の上げ下げ、ステージ裏なども見せてもらいました。
スタッフの方に質問して、ホールをよく知る機会にもなったようです。
さいごに、年中さんと年長さんとが、一緒にステージで踊ったり、
お客さんになったりしてみました。
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このように、実感をともないながら新たな経験することで、
クリスマス祝会へのイメージが湧いたり、共有したりしやすくなるのかなと、
思います。

【年長】「みそ」って、おもしろい。

野菜ができると、採ってきて食べる生活(11/11付)が、
続いています。
最近、「味噌汁にして食べたーい。ダイコンやカブでー」という声が。
そこで、味噌汁には何が必要なのか調べることにしました。
子どもたちに「みそ」について聞いてみると、
「1年と2年では色が違うんだよ」 「作るときに、コメをいれるんだよ」
「つくりたーい!」 などの声があがりました。
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みそを作り始めたら、今収穫した野菜で食べるには、
間に合わないけど、それもおもしろい経験になりそうですね。
これからどうなっていくか、楽しみです。

【完成。】壁画制作プロジェクト⑬

毎日が完成のつもりで続けてきましたが、ひとまずのところ、
昨日でこのプロジェクトは小休止です。
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今後の盛り上がり次第で再開したり、あるいは、年中児や年少児に
受け継いでいったり、新たな物語が起こることも想定しつつ、しばらく
おうちの方や、地域の方たちにも鑑賞してもらえたらと思っています。
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楽しそうな色たちでいっぱいですね!どれも、マエバシの町の色です。
「これと、これをつなぐと、〇〇に見える~」と、見立てて遊ぶ声も
聞こえています。
株式会社フジサワさんをはじめ、これまで多くの方のご協力いただき
どうもありがとうございます。

【幼稚園の中にも!】壁画制作プロジェクト⑫

子どもたちが、「作ったもの、見せたい!」と、言うので、
作品(キャプション付)が、園内に置かれ出しました。
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この前、アーツ前橋行った影響もあるのかな。
素材はいたって身近。でも、作品もタイトルも実にユニークです。
「じんせいのいんせき」 「ばななのめいろ」 「くらっかーおばけ」
「じめんのてんと」 「あのひのべっど」 「ながいんですか?」
「へびなんですか?かみくずなんですか?どっちなんですか?」
そして、この場所の名前は・・・
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「う ま び」。 「???」。

子:「アーツ前橋にしよう!ここ」
保:「アーツ前橋が2つになっちゃうね?」
子:「じゃあ、うめまつびじゅつかん」
子:「う!め!ま!つ!び・・・」
そんなことをしているうちに、「うまび」となって誕生したのでした。
壁画作りと直接関係するかどうかは分かりませんが、
このように、私たちの予想しえない展開が起こる保育環境は、
とても大切だと思います(とにかくおもしろい!)。
子どもたちの考えや、発想、表現が、出しやすい環境であれば、
彼らの創造性は、さらに豊かになっていくでしょう。
想定を超える出来事が日常的にあるのはきっとその証です!

【旧銭湯の壁画に出会う】壁画制作プロジェクト⑪

先日アーツ前橋で会った幸田千依さん や、
アーツ前橋の学芸員さんが幼稚園に遊びに来てくれました!
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そのあと、幸田さんの制作現場にも誘われて・・・・
行った先は、幼稚園近くの銭湯「磯部湯」さんです。
少し前まで営業をされていたので、いろいろなものがそのまま!
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最初、子どもたちは、この場所の様子を窺う風だったのに、
少しずつ慣れてきて、銭湯のアチコチを堪能していました。
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この場所のエネルギーがまだ生きているかのようです。
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湯船の上に大きな壁画。
ほかにも制作中の作品がいくつもありました。
「またいつでも遊びに来てね!」と、幸田さん。
週末の午後に公開制作しているそうです。 みなさんもぜひどうぞ!
磯部湯さんの場所はこちら⇒ 地図(前橋市千代田町1-4)

【年中】こんな使い方もある⁉

以前、園庭を掘るとき、工事現場のようにして使っていた「トラバー」
最近、これを使って、何かを取ろうとする文化が 定着しそうになっている。
最初のターゲットは、カキの実だった。
先々週くらいから年長児を発端にして、それが年中児へと伝播した。
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上からも、下からも攻められるカキノキ。たまったものではない。
そして、今日のターゲットは・・・コレだった!
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フジの種だ。
まず、輪の中にツルごと入れて、トラバーをぐるぐる巻く。
具合よくからませて巻いたら、それをクッと引っ張る。
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それをこんなバランス感覚でやっている。
もう私たちは舌を巻くしかないほどだ。

【アーツ前橋へ】壁画制作プロジェクト⑩

壁画制作も終盤です。
そこで、今日は、最近オープンしたアーツ前橋で、
いろいろな作品を見に行くことにしました。
これまでに、子どもたちは、町の中で前橋の色を探したり、それを作ったり、
壁に色を付けたりして制作を続けてきました。
そんな体験をしている子どもにとって、新たな刺激になると思いました。
3月に行われた内覧会で遊びに行った記憶もあるので、そのことも関連して
きっと、いい機会になるだろうと考えました。
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最初に、学芸員さんや幸田千依さん(地域アートプロジェクト)と交流しました。
幸田さんは、現在、市内に住み込みながら壁画制作をしています。
今日は壁画制作仲間だと思って、遊びに来れれたようです。おもしろいですね。
アーツの中では、まず心の中で対話しながら見て回りました。
それから壁画のグループで、感想を話し会いながら回りました。
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「これ、どうやって作ったんだろう」 「これは、なんだろうね?」 「じゅうたんみたい」 
「(近づいてみて)ワー紙だった!」 「さわっていいのもあるんだ!」
そんなたくさんの声が聞こえてきましたよ。